夏の総括
今年の夏はどうでしたか?と聞かれると、しんどかったです。と答えてしまうかもしれない。
夏になる前は引っ越し云々の体力的、精神的ダメージはあったけれど、心はけっこう元気なほうだと思っていた。推しのライブにも行けたし、コミュニティは変われど家族がいるから、ひとつひとつクリアしていけば何も問題ないだろうと思った。
息子が夏休みに入ってから、グッと疲れる事が増えてきた。都内の感染者もうなぎ登りで増えていっていたし、暑さも上昇してきた。慣れない仕事をしながらも楽しい所につれていってあげたいと時折出かけたけれど、日中に出歩くダメージがなかなか強力で、次の日はヘロヘロになったりしていた。
前に住んでいた場所では様々な支援を受けられたけれど、都内はとにかく人が多いので、手続きをしても何ヶ月も待たないと順番が回ってこなかった。
そう、とにかく待たなければならないのだ。人が多いってそういう事だ、と痛感した。
もちろん私だけじゃなく、息子もひとり自分の生活の変化を感じ取り、考えていた。そして私に「家に帰ろう」と言った。
彼にとって東京の家はまだ「自分の家」じゃないのだ。その事を知って、これは時間がかかりそうだなと思ったし、彼にとっての「自分の家」を整えていくのが私と夫のやるべき事なのだと、改めて覚悟を決めたりしたのだった。
続きはひみつクラブ限定。
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