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若者は日本に諦めモードっていうけれど

日本の18歳の社会課題に対する意識は世界最低だとされ
自分で社会を変えられるとも思わず、
解決したい問題もないと考えているらしい。
公務員志望者が減っていることからも色々言われている。

しかし、今の若者はむしろ社会課題解決に関心があるのではないかと思う。

(引用:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ea6c9b9c5b61d8d7bee58eb)

ソーシャルビジネスに取り組む人、社会起業家を目指す人は多い。
昔の学生運動ほど目に見えて大々的じゃないが
SNSの普及もあって少人数小規模でもインパクトを起こせる。

途上国のインターン参加など課題に触れる機会は多く、
情報感度が高い人とそうでない人の2極化が問題だと思う。


また、解決したい課題を国や自治体が解決する仕組みを取っていない、
マニフェストに掲げていないから選挙に行かないという理由で
数字上若者は社会に興味が無いように見えるのだろう。


ただ、「自分で社会を変えられない」と言われる点は共感できる。


人を集めたり統制したりする能力に自信がない、
インフルエンサーにはなれない、方法が分からない、
途中で空中分解して中途半端に終わるなど
スキルの無さに恐れたり結果として実らなかったりする。

クラウドファンディング1つやるにしても
周囲が興味を惹かれる内容か、
支援してくれた人のリターンはどうするかなど、
何か変えたいと思っているにも関わらず周囲からの賛同を得られなければ
大した価値のあるものじゃなかったと感じて断念する。

そして自分にはできないと捉えてしまう。


子どもは親を見て育つ、部下は上司を見て仕事を覚えるのと同様に
アベノマスクで解決しようとする姿を見ても成功の兆しが見えにくい。

その反動で、「それなら『自分が!』」と
思えないことが悪いのもあるが

先に述べたように課題意識があって何とかしたくても
人望が、リーダーシップが、計画性に劣るなど
始めるまでにいくつもの壁が立ちはだかっているため
「これなら『自分も』できそうだ」と思える居場所や環境が必要になる。

いい例としてボーダレス・ジャパン社があり
社会課題解決を共通目的に、
資金や計画など各々が取り組める環境を
会社と社員、互いに支え合って実現している。
インターンでお会いした学生の方、社員の方の
課題解決に対する意欲が本当に強く、方法も具体的だった。


『社会貢献をしたい』と
色々な企業の面接で定型文のように話しても
いざ働いたら貢献よりも稼ぎに重視しないといけなくなり
本当に貢献したい人にとっては悪いギャップになる。
実質、稼ぎが貢献には繋がっているけど実感は湧きにくい。


課題解決をサポートできる・同じ目的や価値観を持つ人が集まれるプラットホームを作ると
楽しそうだと興味を持てることから社会に希望を持てる若者が増えるだろう。

*素敵な画像ありがとうございます。

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