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自分を許せない限り幸せにはなれない

よくスポーツでも勉強でも
『最大の敵は自分だから自分に勝たないといけない』と
言われている。


確かに自分を甘やかそうとすれば怠慢になるし、
人それぞれ何でも合格基準は違うから
他人と比較して優劣を見るより自己評価の方が身の丈に合ったレベルアップができる。


でもその分
自分を追い詰めすぎてどんなに頑張っても満足しない、
そしてそんな自分をダメだ・劣っていると
いつまで経っても許せなくなることもある。


そんな人は自分の中での合格ラインが天井なしだから
周りから十分認められていたとしても
「自分はまだまだです」と認められず、自分を許せない。

そしてその意固地な姿を見て周囲は
「こいつに何言っても変わらない」と見放され
救済の手が差し伸べられなくなる。
結果、孤立した存在になる。



完璧主義の傾向が強い人の悲しい末路。



完璧主義な人は他の人以上に助けてほしいと求めたり甘えることが苦手だ。
自分の手で何とかしないと・甘えは悪だと考えてしまう。

その根源が『最大の敵は自分』という言葉の重み。

運動競技も受験勉強も多くの人が通ってきたであろう道。

特に日本は世界的にみてSDGs的にも
「教育を誰もが平等に受けられる国」だから
特にその類の経験や言葉かけをされることが多いのだろう。
カンボジアでは学校で体育が無い。

それゆえに、完璧主義な性格を日本人は抱きやすく生きづらい
自分を誇れない国民性が根付いているのだろう。

自分を許すことができるには
ダメな部分も一つの個性で排除しなくていいもの、間違っていると言わないような空気がないと無理なように思う。

勝負でもジェンダー的にも色々な分野で
白か黒かだけじゃなく、グレーもありだという
グラデーションのある日常になったらもっと伸び伸び生きられそう。

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