人間関係・ハラスメントの方程式 男は減点法、女は加点法
婚活パーティーに参加している男女がいるとする。
2人に共通しているのは「給料が安く体力に自信がない」ことと、「2歳の子持ち」であること
持ち点100として男の場合→「経済性がない人は対象外だし、【-40】十分な教育をさせられなさそう。体力がないのも頼りがいがないな【-20】」⇒合計40点
しかし女の場合→「子育てしながら働いていて偉い!【+30】か弱いのに子育てにも励んでいて健気だなぁ、助けてあげたい【+20】」⇒合計150点
このように男女が客観的に評価されるとき、私たちは無意識に男性へは減点法、女性へは加点法を使っているように感じる。
この方程式を使って評価することで、男性は100点に近づこうと完璧を目指すため追い詰められ、最悪心が突然折れてしまう。
その一方で、女性は元々遺伝的に能力が低い、根性やメンタルが劣るなど下手に見られているから、そのギャップに反して魅力的で好評価だと加点される。またこの場合からも、女性は子育てに関わっている時点で好評価を得られる。
これらの加点・減点法が知らぬ間に存在し無意識に使うことが、パワハラセクハラ問題に発展しているのではないかと私は思っている。
これらの問題を解決するために、
男性はプライドや自信、自己肯定感を高めて自分は100点に近いんだと思える加点法の声かけをした方がいい。例え不利な状況・立場だとしても「この逆境からどう成功してみせるか」とゲームのクエストのように立ち向かわせ、挑戦した頑張りや成功できた自信を認めることが大事だ。
一方、女性は少し難しい。加点し過ぎると子供扱いされている、下から目線でナメられていると思うからだ。特に上昇意識が高く、負けん気の強い人がそうだ。彼女達は女は弱いものだという風潮にコンプレックスを抱いているため、むしろ男性と同等に適切な場で指摘してくれる方が嬉しく思う。
ハラスメント対策に限らず、真の男女平等実現やジェンダー差別問題、または恋愛での駆け引きにおいてもこの見えない公式をうまく利用し認識することで、良好な人間関係が築けるようになるのではないだろうか。
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