「罪悪感ゼロのチョコレート」老舗ショコラティエが挑戦したギルトフリーおやつ「納豆ショコラZERO」が生まれるまで
チョコレートはひと口食べると幸せな気持ちになれる。大好きだけれど、食べると肌が荒れるしダイエットにはよくない。そう思って控えていませんか?
世の中に「罪悪感ゼロのチョコレート」があったら最高ですよね。もう我慢しなくていいんですもん。ただし高カカオにありがちな「おいしくない…けどからだにいい」ではなく、ちゃ~んと甘くて繊細なチョコレートを食べたい。夢みたいなチョコレートを……。
そんな都合のいい話あるわけないと思っていたのですが、時代はギルトフリーおやつの大ブーム!ついにめでたく福岡で誕生しました。博多の名店「チョコレートショップ」さんとのコラボレーションでお届けする、罪悪感ゼロのチョコレート。ショコラティエの創造力に火をつけた素材は意外にも「納豆」。
これがまた甘じょっぱくて美味しい…!さらに信じられないことに砂糖不使用なんです。
「本当に、からだにいいものを。」をコンセプトに素材のもつ栄養や機能を大切にした製品を届ける『sonomono®︎』から、「おつまみ納豆」につづき第2弾として登場した「納豆ショコラZERO」をご紹介します。
78年経った今も受け継がれる先代のレシピ
福岡では知る人ぞ知る名店「チョコレートショップ」は、まだ日本ではチョコレートが一般的でない1942年に創業した老舗洋菓子店。"博多のチョコのはじまりどころ”として、地元で長く愛され続けています。
混乱を極めた戦中、戦後という時代からチョコレートづくりをはじめたショコラティエがいたのは78年前のこと。
先代であり創業者の佐野源作さんは、旧帝国ホテルの料理人として働いていた10代、ロシア人シェフがつくったトリュフに感銘を受け、ヨーロッパへひとりチョコレートの修行に。
売上を考えたら、保存料を添加する方がいいに決まっている。しかしそれは自分の生き様ではない。そのスタイルを貫くものの、当初は高価で日持ちのしないチョコレートは理解されず、なかなか売れない日々が続いたのだといいます。
しかしそれでも自分の信念を曲げることは絶対にせず、ひたすら誠実なチョコレートづくりを続けました。
「余計なものは使わない」
『チョコレートショップ』というシンプルな名前が示すとおり「本当に美味しいもののために、いいものしか使わない」という理念を78年にもわたり貫き続けているのです。
そして挑戦作、オリジナルのチョコレート“ZERO”は、砂糖不使用でありながらチョコレートとしての高い品質が評価されました。2014年パリコレクションや2016年ミラノコレクションで、一流メゾンでのケータリングやゲストへのギフトとして採用されたのです。健康管理にストイックなパリコレモデルたちの間でも大好評を得るなど、今や世界的に知られたお店となっています。
素材の良さを最大限に活かす
『sonomono®︎』と『チョコレートショップ』。「納豆」と「チョコレート」という異色の組み合わせが誕生したのは同じ福岡という場所で「素材が第一」。この共通の想いを抱いているご縁がきっかけとなりました。
『sonomono®︎』の製品づくり・ビジョンに共感してくださり、佐野さん自らが中心となって新しいチョコレートづくりに取り組んで頂けることになったのです。
「ひとつの味で終わらない」未体験のチョコレート
納豆とチョコレートと言っても、ただ一緒にしただけではありません。
「ショコラティエは素材に対して偏見を持たないんです。常に新しい素材を探し、美味しいものをつくる。でも正直、納豆が来るとは想像してなかった。ショコラティエとしてのスイッチが入りましたね。」と笑いながら語る佐野さん。
納豆には力強い食感と香りがあり、ただ組み合わせるだけだとチョコレートは負けてしまいます。素材どうしが調和し、共に新しい美味しさをつくらないといけない。
「納豆を納豆で終わらせない。そのために素材を2つ3つ組み合わせ、ひとつの味で終わらない繊細な体験をつくる。これって日本人しかできないことなんです。」
ベースとなるチョコレートは、ぱきっと一口齧るとすぐに口の中でとろけ、もちっとした食感へと移り変わる。
そして最後はすっと引いてベタつきがなく、サラリとした新食感。
この他にない食感は、実は先代が生み出した技術に倣ったもの。
「78年前に生まれたレシピを今でも使っているんです。何回か崩してみようと試したけどやはりこれが1番だと気づいたのです。黄金比ですね。」
パリで自身のお店を構え、チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」で金賞を受賞した娘の恵美子さんも、ベースは先代のレシピに基づいているのだといいます。親子3代にわたる深いチョコレートへの愛、そしてお互いへの尊敬によって伝統は受け継がれているのです。
今回はそこに納豆と、厳選された素材をかけ合わせました。
使われている納豆は、sonomono®︎自信作のフリーズドライ納豆。昔ながらの農法で育った佐賀県産の大豆を、鹿児島の老舗納豆屋さんで納豆にした後、フリーズドライ加工にしたものです。
つまり余計なものを加えていない文字通り「納豆そのもの」。この加工のおかげでカリッとした噛み心地に加え、ニオイも控えめに。栄養価を損なうことなく、納豆そのものの美味しさも味わえます。
試作は34種類にも及び、最終的に残ったのはフランボワーズ(ラズベリー)が鮮やかな「ノワール」と、ナッツをふんだんに使用した「ミルク」という2種類。
噛み込んでいくと納豆のカリッとした食感、フワッと広がる納豆の香り。少しの苦味が驚くほどチョコレートのコクとマッチする仕上がりです。
商品概要
納豆ショコラZERO ノワール(フランボワーズ)
フリーズドライ納豆とともに、華やかな赤のラズベリーをトッピング。
芳醇な納豆の香りとコク、ベリーの甘酸っぱさと香りが後を引き、爽やかな食感を演出してくれます。
納豆ショコラZERO ミルク(ナッツ)
ピーカンナッツ、ヘーゼルナッツ、アーモンドとフリーズドライ納豆のカリッと小気味よい食感。次にミルクのふくよかな香りがフワッと鼻を抜け、続いてナッツと納豆の香りが後を引きます。
チョコレートで腸活できる、砂糖不使用の「納豆ショコラZERO」は、2020年5月8日までMakuakeにて先行発売を実施中。リターンのお届けは2020年5月末を予定しております。