見出し画像

もの派一輪挿し着想


一輪挿しです。
写真はドライフラワーですけど、試験管外せるんで生花もいけます。

もの派で用いられる、
自然素材→木材
人工的な素材→ガラス
ニュートラルな素材→セメント
で構成してます。

着想です。
前にセメントと試験管で一輪挿し作った事があるのですが、そん時にここに木入れたらバチ可愛いやんって思ったのが最初です。

以前にハンガーラック作った際に、
セメントがもの派に用いられるニュートラルな素材として解釈できるなと考えていたので、
じゃあもの派名乗っちゃおうかな!?みたいな感じもあります。

今回もの派に影響受けたアート作品として意識したところと、
一輪挿しとして意識したところで、
なかなか美味い塩梅でできんたじゃないかなと考えてます。

自分はもの派をナチュラルな自然素材とニュートラルな素材を用いた空間提案だと考えているので、
塗料なしのむき出しの木材とむき出しのセメントを室内置きを前提にした一輪挿しに用いることで飾った際に生じる違和感や変化など、飾る人の日常にアート的な要素を意識してもらえたらよいなと制作しました。

一輪挿しとして考えた時に、
最低限の利便性(試験管が外せる、自重が安定して倒れないなど)はクリアできており、
ビジュアル面も可愛くできてるかなと。
飾る空間に馴染み過ぎず、浮き過ぎずを意識したのですが、馴染み感強すぎるかなとも。
こうもうちょい異物感欲しいんでアイディアあったらください。

反省点としては、
制作にあたって8本ぐらい失敗してて、セメントの耐久強化が課題です。
木材のサイズ上セメント部分をデカくし過ぎても可愛くないなので、強化剤使うか配合研究するか考え中です。

今後もこういった日常遣いできそうなアート作品を作ってくつもりです。
一つの一輪挿しにもコンセプトを持たせることで日常的にアートに触れれる機会を増やせる物を作ってきたいなと考えてます。

20220103

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?