雪国の祝い唄の名がつくお酒・天神囃子と出会った話|越後湯沢の旅 #4
こんばんは、クラフトビア子です。
越後湯沢の旅から書き綴るnoteも第四夜となりました。いよいよお酒の話題に突入です。
新潟といえば言わずと知れた、日本酒のメッカ。#1でも書いたように日本一の酒蔵数を誇ります。ぽんしゅ館での飲み比べも楽しいですが、混雑しがちなのと子どもは連れていけないので(まあ当たり前ですが)、記憶に残る日本酒とはなかなか出会えていませんでした。だいたい、飲んだら全部おいしいし…。
そこで今回の旅では、湯沢の地元の、試飲ができる酒屋さんで日本酒探しをしてみることに!
酒屋さんの話はまた別な記事でしますが(そう、これは意図的な引っ張りです。興味のある方は次回以降もお楽しみください)、いくつかの記憶に残る日本酒に出会ってしまいました。
さて、それでは記憶に残った日本酒その1をご紹介いたします!
記憶に残る越後の日本酒その1 『天神囃子』
・・・魚沼酒造さんの『天神囃子 特別本醸造生原酒』です。
火入れ(熱処理)されていない原酒だから、店頭でも冷蔵庫に保管されていました。きれいなブルーの瓶。宿で晩酌しようかなと手ごろな量のお酒を探していて目に留まりました。
女将さんお手製と思われるポップには「危険なお酒」とあるではありませんか。「危険」と言われたら、どんなお酒なのか気になってしまうのは、もはや酒飲みの性(さが)。
早速レジに持っていきました。
丁寧に瓶を緩衝材に包んでくださいましたが、女将さんから「すぐに冷蔵庫へ入れてくださいね」と念押しが。宿に帰ったら、すぐに冷蔵庫に入れました。
さて、お待ちかねの晩酌タイムです。
外は雪が降りしきり、お湯につかりながらとはいかないけれど、雪見酒の雰囲気はばっちり。窓から雪景色をながめつつ(ノートPCを開いてnoteも書きながら)開栓。グラスに注いで、乾杯です。
「あれ?ふくよかな感じがすごい。そして強いお酒のアルコールのピリッと感がある。わあおいしい」
日本酒独特の香りや味の広がりがありつつ、新潟の日本酒といえば淡麗辛口というイメージとは違う、旨味の強いどっしりとしたお酒でした。
まあ、とにかくおいしいんです。
おいしくてテンションがあがって、するっと飲めてしまう。でも原酒がゆえにアルコール20度。
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