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野菜も肉も炭水化物も。餃子は子育ての強力な味方

こんばんは、クラフトビア子です。

先日、息子とほうれん草のごまあえを食べる・食べないの押し問答でけんかしました。明らかに野菜が不足している息子に、私が少し多めに取り分けたら「こんなに食べれない!」とキレられまして。腹が立って「食べなさい!」と怒ってしまい、以下省略――。

ほうれん草を食べさせることに執着しなくても問題ない、とはわかっているんですけど……。

野菜を食べさせなければならないという、子育ての呪い。

今晩は、そんな呪いから解き放つ救世主・餃子について書きます。

何か不調があれば食生活に理由を求める、子育ての呪い

まず、大前提として、野菜は一定の量を食べたほうがいいですし、食べる品目は多いほうがいいです。というのは、よく理解しています。

でも。子どもは本当に食べてくれないんですよね……。

平日フルタイムで仕事をして、保育園にお迎えに行って、家事もこなして、お風呂に入れたり何やらをしていたら、正直なところ食事は簡単につくれるものや、買い置きからひねり出したメニューになります。

それなりに栄養バランスも気にしてぱっと作ったのがほうれん草の和え物だと、「嫌いだ!食べない!」と子どもに文句を言われるわけです。

文句を言われるのはかまわないけれど、食べてくれないと困る。

保育園によっては夕食・朝食に何を食べさせたのかを連絡帳に書かせるところもありました。これはしんどかったですね…。

食べてくれたのがうどんだけ、ごはんだけ、パンだけだったりすると、母親をちゃんとやれていないと責められるような気分になります。別に保育士さんから何か言われることはなかったのですが。

祖父母からも「野菜を食べさせた方がいい」とか「こんなふうに食べさせたら食べる」とか、もう100%親切心・親心からのアドバイスなのはわかっているけれど、なんやかんやと言われます。

もうそのアドバイスを実行しないといけないと思うだけで、負担なんです。だまっていてほしい。私だって考えていないわけでも工夫したくないわけでもないので。

そして子どもはよく体調を崩します。よくわからない皮膚病になったり、感染症をまんまともらってきたり。花粉症やらアトピーやらも、小さいうちから苦しむこともあります。

そうなると、周囲の大人から暗に非難されているような気分になります。「母親がちゃんとしたものを食べさせていないから」「母親のつくる食事は栄養が足りていないから」「母親のケアが不足しているから」――。

挙句の果てに、「母は家にいたほうがいい」「でも仕事が大変なら、自分が食事や世話を手伝う」と言われる始末。

こんな呪いのループが最近まで延々と続いていました。

ちょっとループが弱くなってきたのは、ここ最近のこと。

上の子が中学に上がり、下の子もしっかりしてきた今は、「給食を食べていれば大丈夫」「一日の栄養だけでなんとかするんじゃなくて、もう少し長いスパンで帳尻を合わせればOK」「まあ何とかなるでしょ」と思える余裕が出てきました。

テレワークが定着して、多少余裕をもって食卓を囲めるようになったのも大きいかもしれません。

子育ての呪いから解放してくれる、餃子という救世主

「母がちゃんと子ども(何なら夫までも)に野菜を食べさせるべき」という呪いの渦中でも、一瞬だけでも呪いから解き放ってくれるスーパーフードがありました。

それが、餃子。

手作りでなくても、冷凍でOK。餃子は、子育てでつらくなっている全国の母の救世主だと思います。添加物が、とか言わたら全力で無視しましょう。

何しろ、子どもがたくさん食べてくれます。餃子が嫌いという子はそんなにいないのではないでしょうか。だから、「食べなさい」「いやだ」の押し問答ストレスがなくなります。

そして、餃子は野菜・肉・炭水化物が三位一体となっています。お米をしっかり食べてくれなくても「皮を食べてるからまあ大丈夫」と思えたり、野菜も食べた、肉も食べたと言えたりする点で、本当にすばらしい。

餃子なら、ごはんと餃子だけのメニューでも誰に恥じることもない。胸を張っていられます。

しかも焼くのが面倒なら、鍋にお湯をわかして中華スープの素でも入れて、水餃子にすればOK。ついでに野菜を足したり、うどんを足したりして、餃子鍋にすることだって思いのままです。

冷凍で品質の良いものが売られているので、自分で休日に作り置きする必要もありません。

子育ての強い味方、餃子。全国の母に、冷凍庫に餃子を常備するのを強くおすすめします。(もう、みなさんとっくにしてると思うのだけど)

そして、餃子は大好きで今後も活用していきたいけれど。子育ての呪いは善意でできているのは知っているけれど、本当に何にもプラスにならないので、心配な祖父母・周囲の大人は、子育て中の母たち・父たちに、だまって冷凍餃子を買ってあげてください。(くれぐれも好きなメーカーを聞いてもらって、欲しいと言われたら買ってあげてくださいね)

ちなみに大人が息抜きに、ささっと焼いてビールを飲みながらいただくのもおすすめすぎます。(みんなしてると思うけど)

それではまた。







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