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民藝 859号「直す、繕う」に掲載していただきました


2024年7月号

ご縁があって「民藝 859号(2024年7月号)」に、うつわ継ぎ山鳥を掲載していただきました。
取材はインタビュー形式で、仕事を始めたきっかけや修理の際の難しいことなどをお話しています。私は日常の金継ぎ修理先として紹介いただいたのですが、この"直す、繕う"はうつわだけではなく、器物の修理に焦点が当てられおり、先に東洋古陶磁修復の「繭山晴観堂」繭山さん親子のお二人、ウィンザーチェアなど西洋木工品の修繕を手がける「Swallowdale Antiques」室田さんのお仕事が紹介されています。
繭山晴観堂のお二人は、NHkの日曜美術館をご覧になった方も多いかもしれません。

民藝発行の長い歴史で修理についての特集は今回が初めてだそうですが、直され伝えられてきたものの魅力、修繕をして伝え継ぐことを考えるきっかけとして、編集に当たられたみなさんの熱意を強く感じました。今後は他の分野の取り扱いも考えておられるとのことで、今からとても楽しみにしています。

一般の書店では取り扱いある店舗が限られているようで、日本民藝館や各地民藝館及び工芸館、民藝関連の店舗にて、また民藝協会のオンラインショップでは雑誌は売り切れとなっていますが、電子書籍もございますので、是非ご一読ください。

今後、取材していただいた編集委員の滝口聡子さん、日本民藝館の村上豊隆さん、カメラマンの高野尚人さんには遠方までご足労くださり、大変お世話になりました。こちらをお借りして改めてお礼申し上げます。

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