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DAY11 文明の交差点 サマルカンドへ。こけしと旅する中年(2024年10月29日)

29日。火曜日。
朝3時45分に起床。タクシー来るかなとドキドキしながら
チェックアウトをしました。
タクシーはフロントの方が呼んでくれてすぐ来てくれて、
フロントのお兄さんが
とても丁寧に外まで出てYANDEX GOのタクシーを見つけて、これだよと
教えてくれました。

おかげで安心してブハラを後にすることができました。

宿泊したホテル。
部屋はなんか怖かったけども、人はとても親切でした。
少し改装もしているぽかったので、、改装後に期待ですね。
あれだけ親切なスタッフがいるならお客さんの満足度は高いんじゃないかしらとおもいました。

ブハラの駅は、ブハラの隣の町にあります。
カガン駅という駅です。
この日は寒かったのですが・・何か私はマヒしてしまったのか・・
あんまり寒さを感じませんでした。


ブハラから車で30分ほどでしょうか・・
無事到着。

鉄道の乗り方ですが、日本のようにホームで待っていたらそのうち電車が来るとは違い少し特殊でした。
まず荷物検査をし、その後駅に入ります。
電車の時刻によって、ホームに入れる時間が決まっているようで、

チケットをみせると、5時に入れると言われました。
そして外国人はパスポートのチェックもあります。
それまでは駅の待合室で待ちます。
コーヒーショップなどもあるのでゆっくり過ごすことができました。

私は紙のチケットをもっていたのですが
スマホにチケットを入れている人たちもいました。

私にとっては初体験なので、もう何もかもがドキドキした状態で待っていました。
そしてホームに入っていい時間になると、このような形で電車に
乗り込みます。電車は指定席なので、自分の車両を探します。
もしわからなかったら駅員さんに聞けば、あっちだこっちだと教えてくれます。

ちょっと旧型車両だったのか?座席は
こんな感じ。
間違えて食堂車に乗ってしまったのか?と思いましたが
どうやらこの車両でよかったようです。
席に座ると、シートがリクライニングからもとに戻せなかったので、
そのまま目をつぶったらすっかり寝てしまいました。

まわりのお客さんも快適なのか、色んな人がいびきをかいているという
とてもほのぼのした車両でした。
途中数駅止まってました。最後目を覚ましたら、サマルカンドでした。
そこからまたブハラに戻るのか?タシケントへ行くのかわかりませんが、
新しいお客さんが乗り込んできたりしました。
よし・・次はもう絶対白タクみたいなのには乗らないぞ・・・と言い聞かせて駅を後にしました。

ひさびさにヨネ子も登場です。

駅を出て、少し離れたところまで歩き、YANDEXでタクシーを呼びました。
まずは、レギスタン広場へ!!
東西をつなぐシルクロードの十字路として栄えたサマルカンドの政治や文化の中心地はレギスタン広場だったそうです。
私はシルクロードの文化が本当に好きで、いつかシルクロードに行きたいと思い続けていました。

ただ、シルクロードってどうやっていけばいいんだ??と思っていて行き方もわからなかったので
シルクロードというオンラインゲームで我慢していた時期もあります。

そのため感無量です。
早朝。まだ誰もいません。

うーんと外から眺めていたら、警備員みたいな方に話しかけられました。
65000スムで中に入れるよ。

とりあえず5万スム渡したら、OKディスカウント!と言われ中に
入れてもらいました(笑)

そんなもんなんでしょうか・・とりあえず中に入れてまだ空いている
時間の広場をこころゆくまで満喫しました。

ここは、3つの元マドラサ (神学校)が建つ広場で、2001年に世界遺産に登録されました。もう・・ああここがシルクロードの拠点か・・・
10代の頃からずっと来たかった場所だ・・・
私は久しぶりに外国の景色をみて、泣きました。

ひょっとしたら元シルクロードの住民だったのかもしれませんとも思いました。
19歳の時に、イギリスのバースという駅を出たとたん感無量になって
泣いたことがあります。
それ以来です。若かったから感情が豊かで泣いたのかと思ってましたが
歳は関係なかったようです。

本神学校が合った場所は、今はお土産屋さんが入っていたりします。

とにかく、、、写真だとあの美しさが伝えれない!!

その後私は、こころゆくまでふらふらしていました。
色んな場所で泣きました。
そしたら、声をかけられました。
ミナレット登らないか?〇〇スムでいいよ。みたいな。
ミナレット??ってなんだろう??とおもったのですが
写真をみせてもらい納得。

この塔のことです。
こんな細い塔に腹がでている私は登れるのか・・・と不安でしたが
せっかくの体験です。
登らせていただくことにしました。

こんな隠し扉みたいなところから中に入れてもらいます。

そして・・・登りました・・・
もう・・ボルタリングかハードな岩場の登山コース並みの直角の階段をひたすらロープを持って上に上りました・・・のぼってものぼってもゴールがみえない(笑) 昔夢で、こんな塔に私は登っている夢をよくみました。
それを思い出しだしました・・
やはり、シルクロードの住民だったのかもしれません・・
何分経ったか・・・もう息切れはするし、こんなにハードと
思わず・・・普通に富士山登った方が楽だわ・・と
思いつつ・・・色々頭によぎります。富士山7合目までいって挫折して引き返したので、ここであの時の修行をしているのかとか・・終わりが見えない人生ってことか・・とかもう色々悟り始めてきました。
そして
あ!!光が見えた!ゴールだとおもったら、途中の
灯とりの穴みたいな・・😨

もう果てしない直角の階段を登り若干後悔しはじめた時・・
やっとゴール!!

おおおおおおーーー!!上から見る広場!!
そういえば私は高所恐怖症だった!!と思いちょっと足がすくみました。
そしたら下から男性が昇ってきました。

そこはゴールかい?
もう・・ゴールがみえなくてハード・・・みたいな英語をつぶやいて
カメラ片手に上ってきました。

のぼってこられても・・・どこですれ違えばいいんだ??と思いましたが、とりあえず私は小柄なので、なんとか人一人通る場所で男性に上の場所を譲りました。忍者スキルを発揮です。

そしてなぜか、動画のインタビューに答えることになり
上の感想は??と聞かれ、もう・・・ハードすぎて何も話せませんが
景色もビューティフルすぎて言葉にできません・・・(というか英語が出てこなかっただけなんですが)と英語がわからないのに
それっぽい答えをして下に降りたのでした。

ほんとういい思い出になりました。
話しかけてくれた人に感謝。
その後また歩いていたら、おじさんに話しかけられました。

Koreyadanmisiz?
Yo'q, men Yaponiyadanman.

韓国の方ですか?
いいえ、日本から来ました。

もう、、このフレーズも覚えました(笑)

そしたら、日本人が珍しかったのかわかりませんが
色々なモノを指して、ウズベク語をたくさん教えてもらいました。
最後は記念撮影。

私はとりあえず、頭に巻いておいた方がいいかなと思って
巻いてるだけですが、この場所ではたぶん頭に何も巻かなくても大丈夫です。

その後はレギスタン広場を一回出てから、ご飯。
美味しかったです。

さて・・ここからはホテルに荷物を一旦おいて、
もう一つの観光名所へ出かけました。
長くなるので、一旦ここで前半を切ります。
後半もぜひご覧ください😄

ちなみに、ホテルは最高でした。
場所もいいし、値段も手ごろ、オーナーさんは気さく。
部屋は快適・・・




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売り方・見せ方コンサルタント おじろゆみ
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