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性行為としての首絞め

注意、この記事は童貞が想像で書いています。この記事を真似た行為をして何らかの問題・事故が生じたとしてもカニは責任のとり方を知りません。自己責任でお願いします。フィクションです。

一部の人にとって根強い人気がある性的な行為として首絞めがある。もちろん首絞めは暴力的な行為であり、通常性感につながるようなものではないが、方法や相手との関係性、ムード等によっては相互に興奮につながることもあるのは事実だ。ここではその方法等について雑多にまとめていく。以降特に断りがない限り首絞めとは性的興奮を目的とした行為を指し、相手を傷つけたり脅したりと言った暴力的な行為についてではない。

大前提

どこまでいっても傷害行為なので、必ず相手にも同意を得てから行うこと。特に一度締めてしまうと相手側の判断が鈍ることも多いため、事前に同意を得ることは必須。

首絞めの基本

はじめて絞める時に勘違いしがちなのが、絞める場所である。首は気道と血管(頸動脈)があるが、気道を絞めるのは窒息につながる危険な行為であり行うべきではない。(一部上級者においてはその息苦しさも興奮につながるためこの限りではないが今回は言及しない)

絞めるのは首の左右にある頸動脈だ。まずは自分の場所を探ってみることをおすすめする。手順は以下だ。

  1. 親指と人差し指でL字を作る(利き手のほうがやりやすい)

  2. L時の角(2つの指の付け根)を喉仏あたりに押し当て指が斜め上を向くように首に添える

  3. 人差し指と親指の指先あたりで首の横を軽く押し当て、脈動を探る

  4. 脈動箇所が頸動脈になるため、指先だけ少しずつ首に押し込み感覚をつかむ

実際にすると画像のようなイメージになる。

L字を作り首にあてる

個人差はあると思うが、上手く押し当てるとそれほど力を込めずとも数秒で意識が朦朧としてくるはずだ。朦朧とまではいかなくとも少し目の奥がちかちかするような感覚があればそれで場所は正しい。

相手の締め方

首を絞める場所は先程の手順でつかめたと思うので、それを元に相手を締めていく。慣れていないうちは不慮の事故を減らすため、相手には椅子に座ってもらい、対面状態で行うことをおすすめする。

締め方は両手か片手かの2種類がある。簡単なのは両手で絞める方法であるため、そちらを紹介する。


両サイドから首を包む


上写真のように両手で輪を作るのが基本だ。この両手を左右から相手の首に回す。先程の練習では人差し指と親指を頸動脈に当てたが、この場合は両親指が頸動脈に当たるように添える。場所は人によるためしっかり脈動を探すことも大事だ。場所が見つかったら、気道を塞がないように注意しながら力を込める。この時の意識としては首の中心部に押し込むと言うより、血管を潰しながら首の外側に引っ張るように親指を押し込むようにする(他の指と親指でつまむようなイメージ)。こうすることで中心部にある気道を塞がずに絞めることができる。

相手を絞める時はあまり長くすると危険であるため数秒で手を緩めることは忘れないでほしい。首絞めは信頼を前提とした行為であり、必ず相手の反応を見ながら思いやりをもって行ってほしい。

首絞めに付随する行為

ここまでは首絞め自体に言及した。これまでの手順では浮遊感を得ることはできるが興奮にいたれる人は少ないかもしれない。興奮にいたれるタイプの人はすでに十分に絞められた経験があり、その際の興奮が首絞め自体と紐付いているケースだろう。

初めて絞められる、あるいはまだあまり経験がない場合に首絞め自体で性的興奮を得ることは少ない。首絞めで性的興奮を相手に抱かせるには付随する行為が重要だろう。基本的な方向としては首絞め以外の行為で性的興奮を生じさせている状態に首絞めの朦朧感を重ねることで無駄な力や抵抗感、思考、理性を減少させることを目指すのが良い。

キス

スタンダードな行為だが、首絞め中に行うことでよりアブノーマルな行為にすることができる。相手と向き合いながら首を絞め、そのままキスをする。首絞めで朦朧としている中で、上手なキスを重ねることでキスの興奮を増すことができる。またキスで口をふさぐことで生じる軽い息苦しさと合わせて溺れるような感覚を得ることもあるかも知れない。これを繰り返すと、キスで覚えていたゆるい興奮と首絞めが関連付き、首絞めが前戯のような立ち位置になることもある。

玩具

たとえば吸うやつ、あるいはバイブのようなハンズフリーで使えるタイプのものを併用することも効果的だ。そもそもに性的興奮をもたらす道具なのだから、それだけ使っても興奮は十分ある。その状態でさらに首を絞めることで、恥ずかしさだったり、イクのが怖い等そういった思考を奪うことができる。この行為を重ねることで首絞め自体で感じるようになるケースもあるだろう。

性行為

おそらく本命であり、多くのケースで首絞めのシチュエーションとして語られるのが首絞めをしながらの性行為だろう。通常は正常位や騎乗位のように双方が向き合える姿勢で行う。正常位の場合は片手で首絞めができるようになっているとやりやすいが、姿勢次第では両手で絞めながらの正常位もできるだろう。逆に騎乗位は密着騎乗位であれば男性側の両手が空いているので簡単に両手で絞めることができるのでおすすめだ。

またバック、寝バックでも絞めることはできるがこれは手順や体勢的にも難易度が高いので今回は省略する。

首絞め時の体勢

先程は対面で椅子に座らせた状態で行うのが最初は望ましいと言ったがこれには理由がある。首を絞める際の相手の体勢は主に以下3つになる。

  • 性行為中等、寝そべった状態

  • 椅子に座った状態

  • 立ち上がった状態

下になればなるほど、失神の可能性が高まる。首絞めは頸動脈を絞めることで脳に送られる血流や酸素の供給を阻害することで浮遊感を与えている。そのため、失神のリスクがある。やりすぎない限り通常は数秒で意識を取り戻すが危険ではあるため十分に注意が必要だ。

特に血流的に脳への供給が少なめになる立った状態では人によっては数秒で膝が崩れることがある。もしその状態で絞めるのであれば相手が崩れることもあると意識し、即座に支えてあげられるようにする。

絞める側の興奮

最後に首を絞めている側(多くは男性だろうが)が得ている興奮について触れておく。愛しい相手の表情が朦朧となり、それでも縋ってくるさまや、失神で何も取り繕えない状態になった相手の姿、意識を取り戻した時に見せる表情、そういったもので興奮できるかどうかが絞める側の適正だと思っている。そういったものに恐怖や嫌悪感を抱くこと自体は一般的な感覚であり、そういう感覚であるならば無理に首を絞めることはしないほうが良いだろう。

最後に

この記事は個人の感想です。首絞め自体が危険な行為であることは疑いようもなく、また本来すべきでない行為です。どうしても抑えきれない衝動に苦しんだ時に、そして相手が受け入れてくれる幸運に巡り合ったのであれば、この記事を踏まえて少しでも安全な行為ができることを期待します。

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