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【#256】船が失われても(メッセージの断片集83)
6月2日(日)の様子
日曜日の翌日、月曜日はだいたい声がかれていることがあります。日曜日の礼拝メッセージだけでしたらそうでもないのですが、賛美や祈りを司会者として導いたり、複数の礼拝があると喉を少し痛めています。喉を痛めるほど力まなくてもと思うのですが、全身全霊全力の礼拝を捧げているので、ついつい力が入ってしまいますね。
前の週は冷房のかかっている、湿度の高い本州へ行っていました。そして帰ってきたら暖房がついている我が家。そういう寒暖差も影響してか、咳き込むこともあった前の週でしたが、6月2日(日)は話している最中に咳き込むこともなく、守られて講壇に立つことができました。
講壇の上にある椅子に座って、少しずつ少しずつ集まってくる会堂の様子を見ている時間が好きです。あの人、この人、久しぶりの方、カットに行かれた方、夫婦別々に入って来る方などなど。主によって集められた神の家族で礼拝を捧げる喜びを味わう1日が、主の安息に憩う1日となることを願いながら、皆さんの顔を眺めながら祈りつつ礼拝に備えています。(以下は礼拝メッセージの断片集です)
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信頼関係を深める
嵐で船を失うことになりましたが、それでもパウロと百人隊長の信頼関係は深まっています。内側の大切なもの、人と人との信頼関係が深まるならば、外側の何かを失ったとしても、それは人生における大きな損失にはなりません。
反対に立派な建物、豪華な邸宅、また美しい会堂があったとしても、もしそこでの人間関係に信頼関係が無かったとしたら虚しいものです。どんなに成功しても、良い会社、収入を得ても、もし人との信頼関係を損なっていたら、悲しいことです。
パウロは一度は自分を信用しなかった百人隊長でしたが、それでもパウロは百人隊長を信頼し続けます。その結果、百人隊長もパウロも信頼するのです。
主なる神は、私たちに周囲にいる人を信頼することを願っておられます。主イエスも「わたしはあなたを信頼する、わたしは何があってもあなたを諦めない」と言われます。「だから、あなたの周りにいるあの人、この人、過去にいろいろあっても、主の愛で寄り添って欲しい、関係を回復して欲しい、和解して欲しい、責めないで、悪や罪を数えないで、祈って、助けてやってくれないか」そうやって信頼関係を深めることを、あなたに願っている方はおられないでしょうか。聖霊によって主の愛に満たしていただいて、信頼関係を深めさせていただきたいのです。
今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。