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【#288】今受け継ぐべき真実

心に届くように

 名峰・斜里岳の麓(ふもと)で、本日の午後、からし種・三浦綾子読書会が開かれます。講師として森下辰衛先生(三浦綾子読書会前代表、三浦綾子記念文学館特別研究員)をお迎えし、「死ぬという大切な仕事〜三浦綾子夫妻の終活」というテーマでお話しくださいます。

内容説明
「わたしにはまだ死ぬという仕事がある」晩年、パーキンソン病の闘病を続けていた作家・三浦綾子は、こう洩らしたという。その夫・三浦光世は、四十年の長きにわたり、妻を支え続けた。共にキリスト教徒として、信仰に生きた著者が看取った妻の最期。さらに、聖書の言葉を織り交ぜながら、二人が出会った数数の死についてに、思いをめぐらせていく。感動のエッセイ集。

『死ぬという大切な仕事』の内容説明

 このエッセイについても講演の中で触れられると思いますが、中心は三浦綾子さんご夫妻がどういう晩年を過ごされ、また死に対してどのような備えをしなが生きられたのかを、森下先生が私たちの心に届くように語ってくださることでしょう。

 誰しも必ず死を迎えます。死亡率は100%です。先達の言葉に泣き笑いしながら、大切なものを見つめる午後となるでしょう。

受け継ぐべき真実

 明日の主日礼拝は、北見と紋別、そして函館を結んだ3教会合同礼拝となります。講師は森下辰衛先生です。

主  題:「“愛の眼差しに砕かれる”~『ひつじが丘』より」
聖  書:  ルカの福音書 22章54~62節
中心聖句:「主が振り向いてペテロを見つめられた」ルカ22:61

 礼拝メッセージなので、「文学の講演会にとどまらないように、気をつけて話します」ということでした。森下先生は牧師では語り得ない聖書のメッセージを語られます。以前、「花咲かじいさん」を用いてメッセージを語られたことがありました。私にとっては忘れることのできない聖書の真理が解き明かされたメッセージでした。ある牧師が「聖書を開いているのに、聖書のメッセージが語られていないこともある。また聖書を開いていないのに、聖書のメッセージが語られている」と言われていましたが、森下先生はまさにその後者ですね。

 そして午後からの特別読書会では「三浦光世生誕100周年~今受け継ぐべき真実」という主題で講演をしていただき、皆さんで感想を分かち合う時を持ちます。

▲ 画像をクリックすると森下先生のサイトを見ることができます。

 サマーキャンプもあった盛りだくさんの1週間。今日も明日も主の恵みを味わうひと時となるでしょう。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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