【#41】厳しい冷え込みの中での暖かいお正月
3名の来客
元旦&新年礼拝に、いつもは紋別の礼拝に集われている中国出身のEさん、Lさん、Cさんが出席されました。年末年始を北見市内にある温泉で過ごされたということでした。同じ北見市内と言っても、北見市の面積は市町村単位で全国4位です。温泉宿から教会のある市街地まで、車で約40分かかります(中国出身の3名にとっては近い距離かもしれませんね)。紋別に帰るのとは違う方向なのに、わざわざ教会に来てくださり、新年にご一緒に礼拝を捧げることができ嬉しいことでした。
7人での会食
礼拝後、Eさんたち3人から「ぜひ一緒に夕食を食べましょう」とお誘いを受けました。紋別でも時折り誘われていたのですが、なかなか私たち夫婦が揃って紋別に行けないので、のびのび、のびのびになっていました。「お正月にお店、開いているかなあ?」といろいろ調べて、5-6件に電話をかけましたが、どこもつながりません。あきらめかけた時、「ファミレスなら?」と電話をしたら開いていたので、Eさんたち3人と私たち夫婦と妻の母、そしてこの日の夕方から北見に来られた神学生の合計7名で、大急ぎでレッツゴーとなりました。
Eさんは随分はりきって、あれもこれも沢山の注文をし始めました。中国流のおもてなしだそうです。「そんなに食べられない・・・」と言いながらも、テーブルに乗せられないほどのファミレスの料理を、みんなでワイワイガヤガヤ言いつつ笑いつつ、お交わりをしながら楽しくいただきました。
私たちも嬉しかった
Eさんたちは今回、初めて北見の教会に来られました。毎週、YuTubeのライブ配信で礼拝をご一緒していますが、北見に来られて驚いたことが幾つもあったそうです。その1つは、皆さんが喜んで元気よく賛美をしていることでした(配信では会衆席を映していません)。
そして初めて会う北見の皆さんなのに、声をかけてくれる方々が自分たちの名前を知っていてくれていることに驚いたそうです。礼拝後のお交わりなどを通して、自分たちのことを祈ってくれているということがよく分かり、とても嬉しかったとEさんも、LさんもCさんも、声を湿らせながら話してくれました。お互いに言葉が完全に通じ合うわけではありませんが、目に見えない大切なところは確かに通じ合っていることが分かり、私たちも嬉しかったのです。
神の愛があること
中国から日本に来られて、いろいろなところを通られてきました。そういう中で、新しく事業を始めるために紋別に来られ、教会の門を叩いてくださいました。不思議にその時には、中国出身の神学生がちょうど紋別に派遣されていたのです。主の備えに、ただただ驚くばかりです。
クリスチャンではないEさんは、私の語る聖書のメッセージがよく分からないそうです。私の発音の不明瞭さや、日常用語にはないキリスト教用語も使っているからだと思います。少しでも理解ができるようにと、今はパワーポイントに日本語、英語、中国語で聖書箇所やポイントを出すようにしています。それでも私の語るメッセージはよく分からないそうです。申し訳ないです。しかし「先生のメッセージはよく分かりませんが、この教会には神様の愛があること、それはよく分かります」と話されます。今回、紋別の教会に加えて北見の教会の皆さんとの交わりを通しても同じことを話されました。
私自身のことは全く褒められていないのに(!)、こんなに嬉しい言葉はありません。厳しい冷え込みの続く年末年始ですが、とても暖かいものを覚えずにはおれません。
今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。
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