見出し画像

【#14】 地平線を見に行った秋の遠足

 10月から再々開したこのblog。週に3回の更新ということもあり、書きたいこともいろいろあるものの、なかなかリアルタイムでお知らせできないのがちょこっともどかしいのです。今日は9月19日に、ユースで出かけた秋の遠足の様子です。

美幌峠から多和平へ

 7月のユースキャンプの帰りに地平線の話になり、北海道に住んでいるのに誰も地平線を見たことがないと言うので、「では秋の遠足で行こう!」と盛り上がりました。旧blogの読者の方は記憶にあるかもしれない「多和平」へ向かいました(旧blog「多和平」「太陽が西に沈むように」「大きな安息を」「分からないこと、分かっていること」)。

▲ 霧に向かって「ヤッホー」と叫ぶ

 ユース4人を迎えに行き、まずは名勝・美幌峠に向かいました。美幌峠から霧で何も見えない屈斜路湖に向けて、ユースの4人は「ヤッホー」と叫んでいました。もちろん山びこは返ってこないものの、今を生きている喜びは確かにあるようです。見えない頂上に向かって駆け上がっていく彼らの後を、私たち夫婦はよっこらせと言いながらついていくのでした。

▲ Rちゃんと青虫

 昼食を済ませて、Rちゃんが青虫が好きでいつまでも手に乗せていたこと、8月にオープンしたばかりの「小麦粉の奴隷」なる店のカレーパンをほおばったこと、車の中でいろんな話で盛り上がったこと、多和平に着くと一目散に走り出したこと、美幌峠と同じように「ヤッホー」と叫んでいたこと、ユースの勢いに羊たちが一目散に小屋に入っていったこと、屈斜路湖の砂湯で誰が一番暑さに耐えられるかをしたことなど、楽しいひと時となりました。

 帰りに初めてRちゃんの家を訪問することができました。家の周りに広がる農地、収穫したかぼちゃがいっぱい保管してあるビニールハウス、日本庭園風の植木、カルビーとの専属契約農家であること、いろいろと知ることができました。フィリピンから嫁がれたMさん(Rちゃんのお母さん)のために、できる限り教会へ行くことを許可してくださるMさんのご主人にも感謝でいっぱいです。(この日のために、ユースキャンプに引続いて車を貸してくださったBさん一家にも感謝)

▲ ユースの勢いに押されて小屋に避難する羊たち

Be Ambitious in Christ!

 今年10月に開かれた北海道聖会(恐らく後日、記事にします)のポスターを、今回は妻が作成しました。今回はユース聖会を1つの大きな特徴にしているので、ポスターが若者向けです。「私はポスターを見ると、画像に写っている子どもたちが北見のユースに見えて仕方がない」と礼拝で伝えたことがあるので、今回の遠足でそれを模したポーズを取ってくれました。

▲ 左側は北海道聖会の案内と画像

 この日は台風が近づいているので、早くから雨どころか大荒れの予報でした。無理かもしれないという雰囲気の中、祈りつつこの日を迎え、そして何とか天気が守られました。霧がかった美幌峠や多和平で広がる地平線に向かって一目散に走り出すユースのみんなに、“Boys(and Girls), be ambitious in Christ!”と祈らずにはおれません。

 今日も主の恵みと慈しみが追いかけてくる1日でありますように。

▲ 多和平

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?