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【#118】ジャガイモ畑を通り抜け(メッセージの断片集38)

7月2日(日)の様子

 真っ直ぐ走れば仁頃はっか公園となる道を左折し、小川を越えてすぐの左手に白い花を咲かせているジャガイモ畑が広がっていました。7月に入ったというのに車外の気温は15度ぐらいで肌寒く、小雨がぱらつく灰色の空なのに、一面に広がる白い花が世界を明るくしているようでした。ジャガイモ畑の横には、背比べをしているかのように、ピンっと天に向かっている立っている麦畑があります。きっと私はとっても贅沢な道を走っているんだと思いながら、紋別へいく道中に「みんな賛美」を口ずさんでいました。

▲ TOP画像も含めて、今回は車を停めて画像を撮れなかったので、写真ACからのイメージです。

 前の週は暑くて冷房をつける日もあったかと思えば、また肌寒い日が続いています。会堂に入ってくるや「寒い」と言われてストーブのそばにいく方もおられれば、礼拝中に一生懸命に手をばたばたさせながら暑さと闘っている方もおられます。気温も体感温度も人それぞれですね。

▲ ジャガイモの花

 礼拝後は、お弁当愛餐会と恵みの分かち合い、役員会と続き、帰りにMさん宅へ行きほぼ終わりかけている改築工事の祝福を祈りました。(以下は礼拝メッセージの断片集です)

▲ 画像をクリックするとメッセージのエッセンスを250字で読むことができます。

神がヤコブを選ばれた

 大阪時代に中高生クラスで女の子たちに「エサウとヤコブとどっちが好き?」と尋ねました。そうすると5人ぐらいの女の子全員が「エサウ」と答えました。20代半ばの女性までもエサウの方がいいと言われ、私の予想を裏切りました。「エサウって毛むくじゃらだよ。ヤコブはすべすべで、料理も出来る。ほんまにヤコブ?」と尋ねると、「やっぱり男は男らしく、狩とかをする人がいい」ということでした。何千年も後の日本の中高生の女の子からも人気がないヤコブって、ちょっと可哀相な感じがしました。

 しかし神はそんなヤコブを選ばれました。私たちはその理由を完全に知ることはできませんが、明らかなことは、誰が何と言おうと神はヤコブを選ばれ、「あなたを選んで捨てない」と言われるのです(イザヤ41:6-9)。そしてその選びは、皆さん一人ひとりにも向けられているのです。

▲ ジャガイモ畑

虫にも等しいヤコブを選ばれた

 「虫にも等しき者のために」という聖歌を歌いました。これはイザヤ41:14を背景にして訳されたのでしょう。

「恐れるな。虫けらのヤコブ、イスラエルの人々。わたしはあなたを助ける。―主の御告げ―あなたを贖う者はイスラエルの聖なる者」イザヤ41:14

 自分自身を虫にも等しいぐらいにちっぽけに感じることもあります。私にはあれも出来ない、これも出来ないと思います。それでもいいのです。「わたしはあなたを助ける」と言われる全能の神がおられるのです。私たちの素晴らしさによって選ばれるのではなく、変わらない、素晴らしいお方が選んでくださったので、私たちは安心して歩んでいけます。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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