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必要なのは、弱者を犠牲にしない「ベーシックインフラ」と「比例型炭素税」。社会的共通資本から考える、持続可能性の高い社会【勉強会レポート後編】
勉強会レポート前編では、経済学者・宇沢弘文氏が提唱した、「社会的共通資本」という概念について理解を深め、宇沢氏の目指した「ゆたかな社会」の実現について考えました。 後編では、そんな「社会的共通資本」を基軸として、「社会的共通資本×エネルギー」「社会的共通資本×プラネタリーヘルス」の2つのテーマについて考えるパネルディスカッションを行い、参加者同士での対話を実施した様子をお伝えします。 パネルディスカッションには、オムロン フィールドエンジニアリング株式会社 執行役員 エネ
誰ひとり取り残さない社会を作るために。経済学者・宇沢弘文が伝えたい、社会的共通資本で考える「ゆたかな社会」【勉強会レポート・前編】
私たちは「自然環境」を土台として、さまざまな資源を享受することで、よりゆたかで便利な社会を発展させてきました。 しかし、今日の資本主義社会においては、経済発展のためにより多くの生産と消費が繰り返されるなか、自然環境の重要性が軽視されてきました。 経済成長のために自然破壊や気候変動が進むなかで、私たちが持続可能な世界を実現し、幸せに暮らしていくためには、どのような社会を目指していけばよいのでしょうか。 この途方もない課題に対する1つの答えとなるのが、「資本主義と闘った男」
【CQ×TRAPOL】北海道・弟子屈町。アイヌ民族の精神性に学ぶ、自然に「いてほしい」と思われる人間のあり方【弟子屈ツアーレポート後編】
ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(トラポル)』とコラボして、環境課題への価値観を変える「サステナブルツアー」を企画・開催しています。 今回は、前編に引き続き、サステナブルツアー第3弾で訪れた北海道「弟子屈町(てしかがちょう)」での2日間を振り返ります。 ツアー2日目:弟子屈の自然を肌で感じ、アイヌの歴史に触れる■カヌーやスノーシュー、弟子屈の
【CQ×TRAPOL】北海道弟子屈町で、アイヌ文化と白銀の世界に触れるサステナブルツアーを開催。極寒の地で取り組む「住民主体」の町おこし【弟子屈ツアーレポート前編】
ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(トラポル)』とコラボして、環境課題への価値観を変える「サステナブルツアー」を企画・開催しています。 今回は、CQ×TRAPOLのサステナブルツアーの第3弾として、2024年1月23日〜24日に北海道「弟子屈町(てしかがちょう)」を訪れました! 北海道といえば、先住民族である「アイヌ」の歴史と文化が残る土地。本
【CQ×TRAPOL】人口わずか160人。岡山の集落・上山に魅せられたローカルフレンドと巡る「当たり前じゃない」豊かな暮らし【上山ツアーレポート後編】
ゼロカーボン社会を目指し、行動変容を呼びかける『CQプロジェクト』は、ローカルフレンド(現地の人々)と出会い、現地に溶け込むような旅を提供するサービス『TRAPOL(トラポル)』とコラボして、環境課題への価値観を変える「サステナブルツアー」を企画・開催しています。 今回は、前編に引き続き、サステナブルツアー第2弾で訪れた岡山県美作市にある「上山(うえやま)」での2日間を振り返ります。 ツアー2日目:狩猟や炭作りの体験で、里山での暮らしに密着!上山での最初の夜が明け、外に出