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メルカリ出品の怖さ、ネット取引の不安

今日、ふとした瞬間に感じたのだが、メルカリで出品するのが急に怖くなった。これまでは気軽に利用していた。不要になった本やガジェット、服などを売って、次の持ち主に渡ることで自分もスペースを確保でき、相手も安く物を手に入れられる。まさにウィンウィンの関係であると思っていた。しかし、最近のニュースやSNSでの体験談を目にすると、どうしてもその安心感が揺らいでしまう。

メルカリは便利である。しかし、その便利さの裏に潜むリスクを考えると、出品ボタンを押す手が止まる。取引相手がどのような人であるかを直接知ることはできないし、メッセージだけでは本当の意図を読み取るのは難しい。少しでも不安を感じるようなやりとりがあると、「この人は大丈夫なのだろうか?」と疑念が湧く。もちろん、多くの人は善良な利用者であると信じたい。しかし、ほんの少しのリスクが全体の印象を変えてしまうのは人間の心理というものだ。

例えば、商品を発送した後に、相手が「届いていない」と主張したらどうなるのか。評価が悪くなるだけでなく、場合によっては返金を求められるかもしれない。さらに、購入者が不当にクレームをつけてくる可能性もある。こうした不安が頭をよぎるたび、出品そのものが恐ろしく感じられてしまうのだ。

そして、最近では「プロフィール写真や名前が少し怪しい」「メッセージの文面が失礼に感じる」など、ちょっとしたことで相手が危険人物に見えてしまうことがある。過剰な心配かもしれないが、匿名性の高い取引だからこそ、信頼を築くのは容易ではない。

それでも、メルカリを使わない選択肢は考えにくい。これまでに多くの取引を経験し、その多くがスムーズで気持ちの良いものであった。だからこそ、自分自身が気をつけることでトラブルを回避できるはずだ。梱包を丁寧にし、メッセージも慎重に送り、相手を信頼する気持ちを持つことが大切なのだろう。それでもやはり、完全に安心して取引できる日は来るのだろうか。

ネット取引の利便性とリスク、その狭間で揺れる日々が続く。今日もまた、出品ページを開いては閉じる自分がいる。

#ネット取引のリアル #メルカリの葛藤 #信頼と不安

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