ご苦労様！飛行機のパソコン作業
先日、出張で飛行機に乗る機会があった。窓際席に座り、外の景色を眺めていると、通路側の席に座っていたサラリーマンが、離陸後すぐにパソコンを開いて仕事始めた。
「さすが仕事ができる人だな」
そう思った人もいるかもしれない。でも、僕はちょっと違うなと感じた。確かに仕事熱心なのは分かるけど、機内で仕事をすること自体が、必ずしも仕事ができることの証とは限らないんじゃないか？
むしろ、事前に仕事を終わらせておけば、機内ではゆっくり休んだり、読書をしたり、考え事をしたりできる。そうすれば、目的地に着いたときに、より良い状態で仕事に取り組めるのではないか？
もしかしたら、彼は単に段取りが悪くて、出発前に仕事を終わらせられなかったのかもしれない。あるいは、締め切りが迫っていて、一刻も早く仕事を片付けたいと考えているのかもしれない。
もちろん、機内で仕事をすること自体は悪いことではない。ただ、仕事ができるかどうかは、機内でどれだけ仕事をしているかという量ではなく、仕事に対する姿勢や、仕事の質で決まるものだと思う。