見出し画像

iPad pro 2台でプレゼン

プレゼンテーションの際にiPad Pro同士で画面をミラーリングできる方法を探してみた。iPad Proを2台持っていると、片方をプレゼン資料の操作用、もう片方を表示用として活用できるため、効率的なプレゼンが実現できると期待している。しかし、iPad同士のミラーリングは意外にも簡単にはいかない。多くのアプリを調べてみたが、Appleの標準機能であるAirPlayでは、iPadからiPadへのミラーリングは直接的にはサポートされていないため、結局サードパーティのアプリを使用する必要があることがわかった。

まず試してみたのは、いくつかの有料アプリである。これらのアプリは機能的にはしっかりしているものの、サブスクリプション料金が発生するケースが多く、頻繁に使うわけでもないため、コストを考えると少し抵抗があった。また、アプリによっては設定が複雑であったり、動作が安定しなかったりと、プレゼンで使うには少々心許ないと感じた。

その後もいくつかの無料アプリや試用版を試したが、どれも決め手に欠ける中で、最終的に見つけたのが「TeamViewer QuickSupport」である。TeamViewerといえばPCの遠隔操作で広く知られているが、このQuickSupportをiPadにインストールすることで、片方のiPadをミラーリング用に使用し、もう片方で操作することができる。具体的には、操作するiPadから画面共有を開始し、別のiPad上にその画面を映し出すことで、まさにミラーリングのように活用できるのだ。

特に驚いたのは、このQuickSupportが無料で利用できる点である。多くの有料アプリを試した後だっただけに、無料でここまでしっかりとミラーリングが実現できるのは非常にありがたい。QuickSupportは元々リモートサポートを目的としたアプリであるが、画面をリアルタイムで共有できる点では、プレゼン時の資料表示に十分なパフォーマンスを発揮する。プレゼンテーションの際にスムーズに画面を共有できるため、操作の負担も軽減され、プレゼン内容に集中できる。

ただし、TeamViewer QuickSupportはネットワーク環境に依存するため、Wi-Fi環境が安定していないときには画面が途切れることもある。この点は注意が必要だが、安定した環境さえ整えば、確実に利用できる方法であると感じている。結局のところ、有料のアプリも良いが、無料で確実にミラーリングを実現できるQuickSupportが、現時点でのベストな選択であると確信した。

これで、次のプレゼンテーションでは2台のiPadを活用して、より効果的な資料共有ができるだろう。2台持ちのiPad Proを活用する新しい可能性が広がり、ますますプレゼンに対する意欲が高まった一日であった。

#iPadPro #ミラーリング #プレゼンテーション #TeamViewer #QuickSupport #作業効率 #デバイス活用

いいなと思ったら応援しよう!