フリーペーパーを長く作ると思い出が鮮明になる話
私、地元名古屋で、夢とせつなさをテーマにした『yumetuna(ユメツナ)』というフリーペーパーを完全趣味で制作しています。
このフリーペーパー『ユメツナ』は、2015年から年2回くらいのペースで発行していて、現在vol.7まできました。
まだまだ知られていないのですが、新たなつながり作りのために頑張って(もちろん楽しんで)、制作しています。ぜひ、興味があれば連絡ください。フリーペーパーなので無料です。
詳しい内容はこちらから。
フリーペーパーを作るきっかけ
私はフリーペーパー歴が長くて(20年以上?)、大学生のときに、自分で書いた小説や、4コマ漫画を書いたのが始まり。それらをコンビニで両面コピーしてホッチキスで製本して、仲間に渡していました。
高校生のときに、仲間が自分の漫画や小説をコピーして配っていて、自分もいつか作ってみたいなあと思っていたのが、大学に入って思い出し、やってみようと作ってみました。
当時はまだフリーペーパーという言葉はなかった気がします。
これは高校の仲間が作っていたもの(勝手に載せてごめん)。漫画描いているやつや、小説を書いているやつが近くにいました。
そして、こちらは自分が大学の時に作ったもの。小説や漫画を描いて、コピーしてホッチキスで止めて、バンド仲間に配りました。
フリーペーパーと呼ぶには稚拙ですね。まあ、はじめてということで許しましょう(すぐ自分を許す人)。
本格的なフリーペーパーは雑貨屋さん時代に
その後少し間が空いて、脱サラして雑貨屋さんをしているとき(雑貨屋さんの話はまた別の機会にします)に、フリーペーパーを発行しました。この頃はフリーペーパーとかZINEとか日本でもけっこう出始めていました。
当時は雑貨屋ブームもあり、あちこちにお店がありました。
雑貨屋時代のフリーペーパーは、手書きでつくって、切り貼りして、近所の酒屋で両面コピーして、折ったものでした。
それをお店に来るお客さんに配りました。
これ実物です。A3両面コピーで、縦に織り込んであります。細長い。
表紙は、当時お店に来てくれていたイラストレーター、絵描きの「Marble Miki」さん。今見ても素敵ですね。
彼女は、今作っているフリーペーパーにも参加してくれています。
付き合い長い。感謝です。
内容は、自分と、アルバイトの宮澤くんと、あとお客さんに声をかけて、書いてもらいました。真ん中の丸いイラストは当時高校生のKARIさん。お客さんとしてよく来てました。
これを左右に開くと中にもコンテンツがあります。
パソコンも持っていましたが、このときは手書きで作りました。なんとなく。
左下にはレジ袋を断って買い物袋(エコバッグ)持参を勧めていますね。これはすごい! 時代先取りです、自分(すぐ自分を褒める人)。
懐かしいですね。
会社勤めに戻って始めたフリーペーパー
さらに少し間が空いて、雑貨屋さんを廃業したあと、会社勤めに戻りました(色々ありました・・・)。
で、会社勤めになってしばらくしてから、『C.P.ROBO』というフリーペーパーを出しました。
こちらは、年1、2回発行で10号まで続けました。
この『C.P.ROBO』というフリーペーパーは、A3両面印刷で、片面カラー、片面モノクロ。
それをまず半分に折り、さらに両側を半分に折り、小さなサイズにしたものです。
こんな感じ。
内容は自分の小説や、雑貨屋さん時代に知り合った仲間の作品。あとは好きな音楽や映画の紹介など。
けっこう内容盛りだくさんで毎回楽しんでいました。
フリーペーパー作りを続けて思うこと
そして、さらにまたまた間が空いて(どんだけ空くねん)、今回のフリーペーパー『ユメツナ』を始めました。
いやあ、長いですね。それだけ長く生きているってことで、ちょっぴり恥ずかしいです。
当時集めていたフリーペーパーやZINEのいくつかは、今も持っているのですが、それの見ると当時のことを思い出します。
僕的には、市販の雑誌や本よりも、当時のことが思い出されます。
フリーペーパーの場合、『どこでもらったか』が思い出として一緒についているからかもしれません。
つまり、フリーペーパーが当時を思い出せるツールとして、自分に貯まっています。フリーペーパーは時間が経っても、価値があるもの。
フリー(無料)なのに、すごい。
しかもそんなフリーペーパーを自分でも作り出してきてるから、自分すごい(ほらまだすぐ褒める)。
皆さんも長く続けていることってありますか?
もしあればぜひぜひ教えてください。
長く続けていることがあると、自分に軸ができるような感じがしてきますよね。
僕は文章書くことが好きですし、今後も続けていこうと思います。
どこかで、だれかとつながれることを願って。