CPAOスタッフの日々精進⑨ ~「柿のコンフィチュール」~
八杉 祐介
CPAOの支部である和歌山県橋本市にある「はしもとベース」には、週に1,2回、畑作業やリノベーション、お泊り会などで訪れる機会があります。
作業の合間に、コンフィチュールを作るための柿を採りに行ってみると、柿の生産日本一の橋本、さすがたくさんの柿がなっていました。
すぐに、もっていったかごの中はパンパンになるほどです。前回食べた時は完熟のやわらかい柿でとても上品な甘さの柿でしたが、今回はコンフィチュールにするためにも、そこまで柔らかくないものを選んできました。
持って帰り、さっそく切って食べてみました。すると、
「ん? 渋い!」
なんと、採った柿の中に渋柿が入っていたようです。柿の中にあるタンニンが口の中を刺激します。
渋みを取るには、へたの部分を焼酎につけたり、袋に入れてぬるま湯につけたり、冷凍すると取れるようで、試しに冷凍庫に入れてみました。渋みを取るには3日ほど待ちます。
途中渋みがなくなっているか確認してみましたが、「はじめのころよりだいぶ渋みがとれている!!」冷凍で渋みを取るのは効果があるようです。
3日以上たち、さっそっく渋みがとれた柿でコンフィチュールを作ってみました。
柿の形を少し残したいので、大きめのさいの目に切り、無添加のテンサイ糖を使いました。何か香辛料を入れてもおいしそうですが、まずは、柿だけで作ってみました。
上品なあまさはそのままいかされ、和菓子になどに使われている黒蜜のようなあじわいで、とてもおいしいです!
くずきりやバニラアイスにかけてもおいしいかもしれません。
また、色々と開発し、おいしく栄養価が高い商品をつくり、子どもたちに食べてもらい、活動をご支援いただくみなさまにも里山の恵みを、おすそ分けしていきたいと考えています。
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