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一人職場で勤務する心理職の生き残り戦略


こんにちは。りんです。

私は現在、主に田舎の医療機関(病院)に勤めています。

結婚を期に一度退職しましたが、
夫の転勤が遠方ではなかったので自宅から通えることになり、
現在も勤務をさせていただいています。

違う仕事についていた1年間以外、計4年2ヶ月勤めています。
(うち出産で約8ヶ月は産休育休取得)
その間心理職は私一人です。

これまでも複数人、心理職の方が勤務されていたようですが、前任者は私が就職する少し前に退職していたため、引き継ぎは受けられませんでした。

また、当時心理職が配属されていた部署の上司も詳しく業務を把握しているわけではありませんでした。

以上のような状態だったので、歴代の心理職がどのように勤務をされていたのか、ほとんどわからないまま
当時新卒の私は今の職場に飛び込みました。


いわゆる同じ職種の同僚はいません。
困ったときに話を聞いてくれる心理職の同期もいません。
業務でわからなくなっても、直接先輩に聞くこともできません。


そんな中、自分がどのようにこれまで職場で過ごしてきたのか、
心理職が他のスタッフと連携しながら業務を行うためにどのような方法を試してみたのか、備忘録として書いてみようと思います。
もしこの記事がどなたかのお役に立ちましたら幸いです。


※あくまで私個人の経験談になります。
※身バレを避けるため、一部改変している箇所もあります。
以上をご了承いただき、お読みください。




【ステップ0】就活と入職当初の気持ち


(1)ハローワークの門を叩いた修士2年の8月


 当時、同期が就職先の内定をもらっていたのは、修士2年(以下M2)の秋から冬にかけてだったと思います。公務員を希望している同期は、M2の夏頃に試験がある自治体が多かったので、早い人はM1の終わりから勉強をしていました。それ以外の人は、M2になってから就活を始めます。

 私は、
 ・医療系を専門とする教授のゼミに入っていたこと
 ・実習で行った病院の雰囲気がとてもよかったこと
 ・M2で非常勤として勤務していた病院での経験がとても学びになったこと
 ・現場で心理検査をしっかりやりたいこと

 以上の理由により「就職先は病院がいい!」と決めていたため、就活をしているM2の先輩の様子を見ながら就職に関する情報を集めようとM1の終わり頃から意気込んでいました。

 私は地元での就職を希望していたのですが、当時通っていた大学院は地元の学校ではなく、地元から離れた県外の学校だったのです。(通っていた大学院がある県をA県とします)


大学院の就活コーナーにはA県の求人は日々届いていました。しかし、地元(ここからB県とします)の求人はいっこうに大学院には舞い込んでこなかったのです。

それもそうですよね。遠く離れたB県の求人をA県に出しても、募集してくれる人は少ないからです。

私は不器用かつせっかちな性格でもあったので、「修論と就活、そして普段のケース、カンファを並行することは自分には無理かも…できれば修論が本格化する前に就活を終えたい!」と思い、8月にA県のハローワークへ飛び込みました。

そこで「B県 臨床心理士 求人」を検索すると該当したのは2件。

2件です。(少ない…)

新卒心理職の就活のネックになるのは、”大学院修了時は必ず無資格であること”だと思っています。。
大学院を修了することが臨床心理士試験受検の要件になっていたため、”臨床心理士資格取得見込み”で就活をしなければいけませんでした。(当時公認心理師資格はまだ設立されていませんでした)


さて、先程の2件の求人、応募に必要な資格欄を見ると"臨床心理士資格"と記載が。

"資格取得見込み"の私は、面接さえしてもらえないかもしれません。

ハローワークの職員さんに相談したところ、「面接が受けられるかどうか私達もわからないので…(そりゃそうだ)、直接聞いてみましょう!」と言っていただき、その場で2つの病院に問い合わせをしてもらいました。

1件は「資格がないと面接は対応できません」とのお返事。すぐに諦めました。

もう1件は、「今心理士がいないので、取得見込みでも面接します」と言っていただき、面接を受けさせていただけることに。それが今の職場になります。
それから9月に面接を受け、内定をいただき、翌年4月から常勤の臨床心理技術者として働き始めました。(入職した年に臨床心理士試験を、入職2年目に公認心理師試験を受けました)



(2)入職時に考えていたこと



入職した当初は

心理職って、何となくいてもらうと助かるな

と思ってもらうことを目指して過ごしてきました。


心理職は、仕事が病院の診療報酬につながらないことが多いです。
(診療報酬が取れる業務もあるのですが、雀の涙です)
いわゆる"病院の売上に直結する職種"ではないのです。
その分どうやって職場に貢献していくかを自分なりに考えました。



【ステップ1】心理職って何するの?心理職の存在を認知してもらう


(1)(最初は)心理職としてのアイデンティティを一旦捨てる


入職当初は、心理職の存在自体が職場にあまり浸透していませんでした。「私は心理士なので心理の仕事しかしません(できません)」というスタンスで過ごしていると、仕事が来ません。心理職や、その仕事内容が認知されていないのですから。

 出勤しているのに仕事がない、仕事がないから仕事をしない、ということは許されません。というよりも、私自身が罪悪感・無力感に圧倒されそうでしたので一刻もこの"仕事がない”状況を脱したかったのです。


まずは、”心理”の仕事にこだわらず、「任せてもらえる仕事は全部やります!」という意気込みで院内を動き回りました。


実際に取り組んだ仕事は以下になります。(ちなみに当院は、病床数はそこそこありますが紙カルテです)

・(当時病棟クラークさんが不足していたため)非常勤医師の回診に付き添い、内容をカルテに記入する。
・非常勤医師の回診の予定を立てる
・医師の代わりに書類を作る
・作業療法にスタッフとして参加する(普段の作業療法はもちろん、院内外行事にも参加)
・院内行事の司会・進行
とにかく、自分が携わってもよい業務についてはできるだけ入れていただくようにお願いをしました。リハビリのスタッフの多い部署に配属されたので、作業療法にはよく参加させていただいたと思います。


振り返ってみると、このように様々な業務を経験させていただいて職場を多角的に知ることができた貴重な機会だったなと思います。

(2)他部署への用事は率先して自分が足を運ぶ


 他部署に書類を持っていったり、作業療法で使用する道具を借りに行くことがあります。そのときは率先して自分が行くようにしていました。「4月に入職しました、〇〇部の心理士のりんです」と必ず「心理」の言葉を入れて、自己紹介するようにしました。また、名札を必ずつけておくようにしました。
 すると何となく「〇〇部には新しい心理士が入ったらしい」と各部署で認知してくださるようになりました。
 様々な部署の方と顔見知りになっていると、自分の部署にいるだけではわからない情報を聞くことができます。(「この患者さんはNsの〇〇さんが受け持ちで、〇〇さんを信頼していろいろ相談してるみたいだよ」など仕事の話から「〇〇っていうパン屋さん、おいしいよ」というちょっぴり嬉しくなる情報まで)

 これはおまけですが、他部署のスタッフさんが自宅で作られた野菜などもいただいたりしています。(ありがたい)


(3)距離感を見立てながら医師と連携する


病院では、基本的にほとんどのスタッフが医師の指示のもとに業務をおこなうことが規定されています。
 例にもれず、私達心理職も、医師の指示を受けて心理検査やカウンセリングなどの介入をおこないます。
 そこで、なるべく医師に顔を売っておき②と同じように心理職の存在を認知してもらうようにしました。


 ここで気をつけておきたいことは、医師はさまざまなタイプの方がおられる、ということを知っておくことです。

心理職との連携に関心を持っておられる医師に対しては、
「この心理検査では、患者さんが困ったときにこういう対処をする傾向がある、といったことがわかります。△△さんはこの心理検査を行うとより状態の理解が深まると思うのですがいかがでしょうか?」と自作の心理検査活用チャートを使ってプレゼンをしていました。
医師も「ああ、それならやってみて」と言ってくださることが多いので、そこから少しずつ心理検査実施数アップにつなげていきました。

その後医師に検査結果を報告しにいくと「じゃあ、こういうことも知りたいんだけど良い検査ある?」と言っていただき、次の検査実施につながることも多かったです。


そこまで連携を積極的にされない医師に対しては、
病棟でお会いしたときには、「お疲れ様です!」とハキハキ挨拶をすることを意識していました。必要が無い限り、それ以上は話を深めたりすることはしませんでした。
また、業務の中で、(行政等に書類を提出するために知能検査や認知機能検査を実施する必要があるケースで)検査のオーダーをいただいたときには、「オーダーありがとうございます。結果のご報告はどのような形がよいですか?」と確認していました。
そのときは「カルテに書いといて」と指示を受けることが多かったので、医師の指示どおりカルテに記載し、わざわざ報告に行くのではなく病棟でたまたまお会いしたときに「こういった結果でした」となるべく短く簡潔に伝える程度でとどめていました。


 距離感を見極めて関わりをつなげていくことは、患者さん支援のみならず支援者間でも非常に大切なポイントだと思っています。


【ステップ2】心理職って使えるかも?職場の中で繋がりやすい存在に



【ステップ1】で心理士の存在を何となく実感していただくことができたら、少しずつ自分を利用してもらえるように動いていくようにしました。入職して最初の2年くらいはこの【ステップ1】【ステップ2】をコツコツやっていたように思います。

(1)自分の働き方をオープンにし視覚化する


 「心理職って何をするの…?」
入職時は周りのスタッフからそんな雰囲気を感じていました。
一人職なので、どうしても周りの人は何の業務をしているのかわかりづらいのです。

そこで、"いつ、どこで、何をしているのか”、”今 どこにいるのか”を視覚化し、心理士の働き方をオープンにすることをはじめました。


実際におこなったことは

①スケジュールの予定をExcelで作成し、所属している部署や関連する部署に掲示

②「現在、〇〇(場所)で△△(業務)をしています」とPCのデスクトップに表示

③"カウンセリング/心理検査 実施中 〇〇:〇〇~〇〇:〇〇”というボードを作成
 →病棟で業務をするときはこのボードを面接室のドアに掲示

 以上です。

 こういった工夫をしたことで、「心理職はこんな仕事をしている」ということを理解していただく機会が増えました。また、内線や院外からの電話がかかってきたときも、所在がはっきりしているのでスムーズに繋いでいただくことができるようになりました。

患者さんの対応中にいただく電話については、緊急でない限り対応が終わってから折り返します。

(2)医師向けの"心理職活用マニュアル”を作成する

  常勤の医師とは話をしながら患者さんへの対応を協議することができるのですが、非常勤(週1のみ勤務)の医師とは直接お話できないことが多いです。
 そのため、比較的業務の依頼が多い外来診察室に”心理職活用マニュアル”を設置しました。

「カウンセリング希望の患者さんには、案内用の資料を渡していただきこういったご案内をしてください」「〇〇について把握したい場合はこの心理検査がおすすめです」
などの説明の用紙や、比較的負担なく取り組める質問紙を同封しています。

 非常勤医師向けに作成してみましたが、どちらかというと常勤医師から評判です。マニュアルについては外来看護師や医師からの意見をいただき、少しずつ改定しています。

【ステップ3】フットワークは軽く!繋がりの範囲を広げていく


 【ステップ1】【ステップ2】では院内の心理職の認知度をコツコツ高めていくことを目指してきました。【ステップ3】では、上記にプラスして、院外の繋がりをつくっていくことを意識しました。【ステップ3】としていますが、実際に行った時期としては【ステップ1】【ステップ2】と同時期だったように思います。時期によって取り組みの分厚さを変えていっているようなイメージです。

以下にイメージ図を作ってみました。


(1)臨床心理士会に即加入し県内での繋がりを作る

  晴れて地元B県で仕事を始めた新卒1年目。もちろん今までそばで支えてくれたA県時代の心強い同期はいませんし、指導教員や先輩もいません。一刻も早くB県での心理職の方と出会いたくて、すぐに県の臨床心理士会に入会。県主催の研修には都合がつく限り参加しまくりました。研修等でお話する心理職の方に自己紹介するときは、必ず「他県の院出身で誰もB県に知り合いの心理士さんがいなくて…」という一言をつけ加えていました。
何回か研修に参加していると、私のことを覚えてくださる方も増えてきました。研修の場でスーパーバイザーにも出会うことができました。

(2)時間とお金と体力の余裕があるときにSVへ

  独身・夫婦のみ世帯の時代は1〜2ヶ月に1度、主に対応に困ったケースについてSVを受けていました。私がお世話になっている(た)のスーパーバイザーは2名です。それぞれ、病院臨床・教育臨床に特化されているバイザーです。
 SVは大事です。自分のケースを文章にまとめる作業で振り返ることができ、また第三者の方に見ていただくことで新たな視点を得られます。
 ただ、当時住んでいた場所からSVの実施場所まで車で1時間半かかりました。実施日の都合上、仕事を早退して1時間半かけて実施場所まで行き、17:00~18:30でSVを受けて、また1時間半かけて自宅に帰る生活でした。自分のペースで生活できていたからこそ可能なスケジュールでした…(笑)
 出産してからは、日々の生活を維持することに精一杯で、正直全く行けていません。バイザーからも「毎日の生活を安定して送ることが大事。来れるようになったらまた声をかけてください」と言っていただきました。
 現在は対面のSVにはなかなか行くことができていませんが、オンライン(メール)のSVを利用したりしています。子育て期の心理職にとっては、オンラインでSVをしていただけるのは本当にありがたいです…
 子どもがもう少し大きくなったら、対面のSVも再開したいと思っています。それまでは、本を読んだりオンライン研修を積極的に受け、現時点でできる自己研鑽をおこなっていきたいです。

(3)SNSをフル活用

 普段なかなか他の心理士さんとお会いする機会が少ないので、SNSを使って情報を得たり心理職の方と交流することをはじめました。
現在心理関係で利用しているのはLINEとTwitterです。

LINE:県の心理職のグループ加入
Twitter:心理(&育児)アカウント作成


ヘビーユーズしているのはTwitterです。毎日お世話になっています。全国の心理士さんと繋がることができ、仕事に対する思いなど「わかる!」と激しく首を上下に振りながら、いいね・コメント・リツイートさせていただいています。

また、研修の案内もスピーディに受け取ることができるので、Twitterは本当にありがたい存在です。受けたい研修が多すぎるのが悩みです(笑)


LINEのグループでは、お世話役の方が数ヶ月に1回SCに関する勉強会を企画してくださいます。(現在はなかなか参加できていません…)主に県内のSC関連の情報共有の場となっています。



【今ここ】実際やってみてどう変わった?経過をチェック

 【ステップ1】~【ステップ3】を続けてきて、入職当初と比べると以下のような変化が現れてきました。

(1)純粋に心理の業務が増えた

  【ステップ1】の頃は、心理業務と他の業務の割合は2:8くらいだったと思います…しかし、最近はありがたいことにカウンセリングや心理検査など、心理の業務を任せていただくことが増えてきました。

(2)心理検査を購入してもらえた

  「心理検査って意外といろいろわかるかも」という感覚を医師に持っていただけたことから、それまで購入していなかった検査を購入できるようになりました。(ロールシャッハ、WISC、PARS、CAARS、WCSTなど)
備えている心理検査が増えると、「こういうことを明らかにしたい」「この患者さん理解に役立つ検査ある?」という医師のニーズに、迅速かつ柔軟に応えやすくなります。

(3)病院以外の仕事も紹介してもらえるようになった

 就職してから1年はずっと院内で仕事をしていました。少しずつ医師との連携も取れるようになってきた頃、「知り合いの医師が、ある仕事に従事できる心理士が足りなくて困ってるみたいなんだけど行けそう?」、「仕事で関わっているSCが急にお休みに入るそうで、次の人を探してるそうなんだけど行けそう?」と声をかけていただきました。
 もともと、さまざまな領域で仕事をしたい気持ちが強かったのですが、非常勤のかけもち(毎日違う職場に出勤)は自分には合っていないことに気づき、基本的に1つの職場で働きながらちょこちょこ違う仕事に行くスタイルにたどり着きました。詳しくは過去の記事に書いているのでご覧ください。



 別の職場で仕事をすることで、今の職場ではなかなか出会えない年齢のクライエントさんと出会うことができますし、自分の仕事を一般の方向けにわかりやすく伝えるといったアウトプットの力も高まります。それぞれの経験がそれぞれの場所で役立つことが多く、良い循環が生まれている印象です。
こうやっていろんな場で仕事をさせていただけることのありがたみを感じています。





【番外編】個人的にやっておいてよかったこと(ざっくり)


(1)新しい業務を始めるたびにマニュアルを作っておく


前任者は、引き継ぎこそできなかったものの退職前に簡単なマニュアルを残してくださっていました。そのマニュアルの存在が大変ありがたかったのを覚えています。

仮に自分が退職するとなると引き継ぎ時にまとめて作る時間があるかはわからないと考え、普段からコツコツマニュアルをアップデートするようにしています。
カウンセリングや検査の予約の取り方から物品注文の方法まで、業務を行いながら並行してマニュアルを作成しました。

そうすることで、仮に突発的に自分が一旦職場を離れないといけなくなったときにも、自分としても安心して業務の引き継ぎができますし、後任の方にかかる負担が軽減されると思います。

(2)実施した仕事は残せるだけ記録に残す


今月は、カウンセリングや心理検査を何件実施したのか、そのうち診療報酬は何点加算できたか……全てExcelに記録しておくようにしています。
数字で残しておくと、それをグラフ化し月ごとや年ごとの推移を見ていくことができます。

「この時期はこういった種類の仕事が増えるな(または減るな)」と把握できると、自分の仕事のスケジュールも管理しやすくなります。勤務時間がタイトなワーママになった今、このデータがとても役立っています。

(3)院内の学会誌や図書館の書籍をフル活用


仕事をしていると、困った時にそれに関する本を読みたくなる、または読むことが多いです。

職場はなかなか年季の入った建物なのですが、ある場所にはかなり多くの学会誌(医師向けではありますが)や、図書が置いてあります。それもかなり新しいままです。推測ですが、ほとんど読まれていない状態だと思います。私も職場にこんな宝庫があるとは、最近まで気づきませんでした。「これを活用しない手はない!」と思い、医師向けの学会誌などをお借りしてこまめに読むようにしています。

また、Twitterなどで、たくさんの心理職の方がおすすめの本を紹介してくださいます。「あれも読みたい、これも読みたい」といいねボタンを押しまくっています。しかし、実際に購入するとなると、お値段もそこそこするし、何より極せま2LDK(実質1LDK)の我が家には本を置く場所がありません。本を買うたびに夫の(また…?)という心の声が聞こえてきます。そこで活用しているのが図書館。思った以上に専門書も充実してるんですね。ネットで予約しておいて、通勤途中に小さな図書館があるので、そこで仕事帰りに借りています。仕事復帰してから図書館を積極的に利用するようになり、これまで借りた専門書は、約1年で33冊でした。
例えば1冊2000円の本を33冊買うとなると66000円…かなりの額になってしまいます。無料で本を借りられる図書館、すごい場所です。お世話になっています。


   以上のように、私の場合は約4年かけて前任者からの業務開拓のバトンを繋いできました。
まだまだ課題はたくさん残っているなと感じています。

今の自分、未来の自分、そしてゆくゆくは後任の心理職の方が、患者さん(クライエントさん)のために力を尽くせるような働き方・働く場を少しずつ整えていきたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました☺︎
ぜひ皆様のお知恵も教えていただけると嬉しいです。


【追記】

2023年5月にブログでこちらの記事も公開しました。
産休に入るまでの業務の流れについて紹介しています。


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