大塚としひで

イノベイティングコーチ、公認会計士・税理士。大手監査法人約9年、大手金融会社経理部門6年を経て独立。 会計、コーチング、心理学、NLPの学びで得た情報等やサービスを届けています【公式LINE】https://lin.ee/tSGxYZk

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マガジン

  • カイケイシタイヨウ第1章〜起業編〜

    個人事業主が起業するときに必要なことを、わかりやすく小説風にしました。 これから起業する人にぜひご一読いただきたいです。

  • 会計士になるまでのお話し

    私が8年以上かけて公認会計士になるまでのお話全10回です。 公認会計士や税理士時間をはじめ、資格試験に奮闘している人の応援になったら嬉しいです!

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「超わかりやすい起業とお金 カイケイシタイヨウ」 第1話 起業編

0.あらすじ 「大谷じゃない?」たまたま参加した異業種交流会で再会した僕(大谷)と高校時代のサッカー部の先輩タイヨウ。タイヨウは公認会計士・税理士として活躍していた。 ひょんな流れからタイヨウに起業の思いを打ち明けた僕は、タイヨウから起業の方法やその後の「お金」のことを教わることに。時にはカフェ、時には居酒屋で、会計税務の専門家視点から軽快に語られる起業の「守り方」。ぼんやりしていた未来が拓け、道筋が見え、一気に加速していく僕の人生。そして、タイヨウの「想い」とは。 1.

    • 初めての手術&入院

      ※注意: 病状や手術に関して少し痛々しいと感じる描写があるかもしれません。もしそう感じた場合は、読み飛ばすようお願いします。 今年は辰年の年男。 50歳まであと数年の年齢で、 初めての手術&入院を経験しました。 網膜剥離 眼の病気で網膜剥離というやつです。 できるだけ早く手術しないと、 最悪失明するそうです。 正確には網膜剥離の一歩手前でしたが、 私の症状は深刻でした。 病名聞いて、 「ああ、ボクサーとか、 サッカー選手がたまになるやつ?」 くらいにしか思いません

      • 会計士の履歴書に掲載いただきました

        2004年に会計士試験に合格してから、 もうすぐ20年。 「会計士の履歴書」というサイトに、 私の経歴を取り上げていただきました。 華やかさはないかもしれない。 けど、これが一人の会計士人生のリアル。 そんな内容になっています。 少し長文ですが、 お読みいただけたら嬉しいです。

        • 公認会計士受験生のあなたへ、お疲れ様でした!

          昨日8月20日まで、公認会計士論文式試験でしたね。 受験された方、本当にお疲れ様でした。 全力を出し切って、満足している方、本当にお疲れ様でした! とりあえずやり切ったけど、自信がない、 あの問題こうしておけばよかった、 など、いろいろと振り返って凹んでいる方もいるでしょう。 むしろ、そういう方のほうが多いのかもしれませんね。 私もそうでした。 ただ、今は頑張った自分を、真剣に試験に取り組んできたあなたを、 ホメてあげてくださいね。 あなたはがんばった、それは素晴らしい

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        「超わかりやすい起業とお金 カイケイシタイヨウ」 第1話 起業編

        マガジン

        • カイケイシタイヨウ第1章〜起業編〜
          6本
        • 会計士になるまでのお話し
          10本

        記事

          「超わかりやすい起業とお金 カイケイシタイヨウ」 第2話 経理のキホン編

          1.回想 新緑の季節になった。 僕は、この季節が一番好きだ。 空、樹木草花、 そして人が1年で一番活力が あるように感じるからだ。 気持ちのいい風、 新緑のにおい、 過ごしやすい気候。 桜の季節と同様、ほんのわずかな 期間に感じるので、 なるべく外出して澄んだ空気を楽しむ。 前回タイヨウと会ってから 約7ヶ月が経過していた。 僕は早めに着き、 品川の前回と同じカフェに入る。 ゆったりと座りながら、 ほんの数ヶ月前を懐かしんだ。 当時の自分はあの席に座っていたな。

          「超わかりやすい起業とお金 カイケイシタイヨウ」 第2話 経理のキホン編

          6.あり方【カイケイシタイヨウ第1章起業編】

          :前回までのあらすじ: 10年ぶりに再開した高校時代の先輩タイヨウと僕(大谷)。 起業についての話を一通り聞いた僕は、さらにタイヨウから直球の質問をされる。今度は、ちょっと変わった質問だった。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ (ここからつづき) ▼ 「大谷は独立して、 どんな想いを実現していきたいのかな?」 モヤモヤ感を思い出した。 一緒ではないけどまた似たような質問。 タイヨウさんしつこいな。 なんで何度も聞いてくるんだろう。 僕はちょっとイライラ

          6.あり方【カイケイシタイヨウ第1章起業編】

          5.起業前にやること【カイケイシタイヨウ第1章起業編】

          :前回までのあらすじ: 10年ぶりに再開した高校時代の先輩タイヨウと僕(大谷)。 再開したタイヨウから、円満退社について話を聞いていた。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ (ここからつづき) ▼ 「さっき、 少しずつ起業の準備をし始めている って言っていたけど、 具体的には何をしているの?」 とタイヨウからの質問。 脳みそフル回転で記憶を辿る。 「あ、はい。 えーと、 まずはパソコンがないと仕事にならないな と思いまして、 仕事用のパソコン

          5.起業前にやること【カイケイシタイヨウ第1章起業編】

          4.円満退社のススメ【カイケイシタイヨウ第1章起業編】

          :前回までのあらすじ: 10年ぶりに再開した高校時代の先輩タイヨウと僕(大谷)。 再開したタイヨウから、起業するための書類「青色申告」について話を聞いていた。さらに質問はつづく。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ (ここからつづき) ▼ 「ところで、 今の会社に退職する話はもうしたの?」 「いえ、まだです。 なかなか言い出せずでして。 そもそもいつから起業するかを、 まだ決めてないんです。 近々とは思って、 少しずつ準備はしているんですけど。

          4.円満退社のススメ【カイケイシタイヨウ第1章起業編】

          3.開業に必要な2つの書類【カイケイシタイヨウ第1章起業編】

          :前回までのあらすじ: 10年ぶりに再開した高校時代の先輩タイヨウと僕(大谷)。 再開したタイヨウから、起業するための書類「開業届」について話を聞いていた。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ (ここからつづき) ▼ 「そうなんですね。 あのー、 その「開業届」っていうのは、 いつまでに税務署に持っていけば いいんですか?」 「うん、 「開業届」は、 開業した日から1か月以内だよ。 ちなみに1か月後がちょうど土日の場合は、 その翌日までだ。」

          3.開業に必要な2つの書類【カイケイシタイヨウ第1章起業編】

          2.フリーランスになるのは簡単だ【カイケイシタイヨウ 第1章起業編】

          :前回までのあらすじ: 異業種交流会で高校時代の先輩タイヨウと再会した僕(大谷)。 タイヨウにいろいろな人を紹介してもらう。 後日、タイヨウから独立起業に関する話を聞く約束をする。 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ (ここからつづき) ▼ 平日の夕方。 時間有給を使って、 いつもより2時間ほど会社を早く退社した僕は、 タイヨウから指定された品川のきれいなビルの 1階にあるカフェに到着した。 そこまで混雑していないが、 勉強している学生、 お茶をし

          2.フリーランスになるのは簡単だ【カイケイシタイヨウ 第1章起業編】

          1.偶然の再会【カイケイシタイヨウ 第1章起業編】

          登場人物: 僕(大谷):起業を考える会社員。 タイヨウ:大谷の高校時代の先輩。公認会計士・税理士の資格を持つ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ▼ 「混んでるなぁ。」 思わずボソッとつぶやいてしまった。 休日のお台場は雨でも人で溢れている。 大半がカップルや家族連れで 笑顔に溢れているからだろう。 平日の新橋のような ピリッとした緊張感ある雰囲気ではない。 そんなお台場にスーツ姿で現れた僕は、 違和感を感じる。 ▼ 今日はお台場の

          1.偶然の再会【カイケイシタイヨウ 第1章起業編】

          その数字、どうとらえますか?

          こんにちは。大塚としひでです。 今回は数字のとらえかたで、 起きる現実は変わるよ、というお話。 ある会社でのこと。 第1営業部長は数字に厳しい人。 今月の売上予算未達成なら、 部下を怒鳴り散らす。 部下がどんなに頑張っても 予算を達成できないのならば 意味がないと考えているのです。 もちろん、 部下をいじめたいわけではなく、 部下を成長させたい。 ただ、自分も昔はそうやって上司に 怒鳴られながら育てられてきた。 それ以外にどうしたらいいかは あまり

          その数字、どうとらえますか?

          夢にまでみた生活がはじまった。〜#1会計士になってからの話〜

          こんにちは。 公認会計士・税理士の大塚としひでです。 公認会計士になってからのおはなし、 第1回目となります。 これから、公認会計士として働きはじめてから現在にいたる までの話を、なるべく失敗談を交えながら書いて みたいと思います。 監査法人に就職する 2004年12月、 私は大手と言われる監査法人に就職しました。 2004年12月1日。 当時芝浦にあった本社の研修室で入社式が終わると、 懇親会ということでお台場へ。 当時は日航ホテルだったと思いますが

          夢にまでみた生活がはじまった。〜#1会計士になってからの話〜

          無駄な事などひとつもない。〜私が公認会計士になるまで#10(最終回)〜

          こんにちは。 公認会計士の大塚としひでです。 公認会計士になるまでをつづったお話、 最終回の第10回目となります。 前回のお話しはこちら。 なんとか滑り込みで内定通知をもらった私は、 無事就職することができました。 最終回なので、これまでをあらためて振り返って みたいと思います。 8年半。1996年4月、 大学の講座で簿記の勉強をスタートさせた私は、 2004年11月に合格通知をもらうまで実に8年半 もの時間を要しました。 受験すること実に7回。

          無駄な事などひとつもない。〜私が公認会計士になるまで#10(最終回)〜

          涙の内定通知。〜私が公認会計士になるまで#9〜

          こんにちは。 公認会計士の大塚としひでです。 公認会計士になるまでをつづったお話、 全10回のうち第9回目となります。 前回のお話しはこちら。 7回目の挑戦で、やっと合格。 みなさんは、 7回も続けて何かにチャレンジした ことってありますか?笑 まずはホッとした あらためてその時の感情を思い出すと、 嬉しかったというよりは 「ホッとした」という感じでした。 もちろん嬉しさはじわじわ出てきましたが、 それ以上に、もう受験勉強をしなくて良い、 次のステ

          涙の内定通知。〜私が公認会計士になるまで#9〜

          あきらめななかった先に届いた「合格」。〜私が公認会計士になるまで#8〜

          こんにちは。 公認会計士の大塚としひでです。 公認会計士になるまでをつづったお話、 全10回のうち第8回目となります。 前回のお話しはこちら。 アルバイトをはじめる 会計士受験仲間じぇいさんとの会話の前後で、 私は別人になりました。 まず親に頭を下げて、 もう1年だけ勉強させて欲しいとお願いしました。 それから、自分の意識・環境を変えるため、 そして少しでも学費を自ら稼ぎ、親の負担を減らすため、 短期間ですが、当時お世話になっていた資格の学校で アル

          あきらめななかった先に届いた「合格」。〜私が公認会計士になるまで#8〜