【後編】シビれ改善方法と対策-カイロプラクティック-
< 腕のシビれ-胸郭出口症候群とは- >
首、鎖骨、第1肋骨(一番上の肋骨)の周辺で神経や血管が骨や筋肉に圧迫され、腕にシビれやだるさ、痛みが起こる症状です。
血管が圧迫されると腕に冷えを感じたり、腕に血液がたまって腫れたりします。
正座した時に、足首の血管が圧迫されて足先に血が流れなくなって、足先がシビれる現象が肩首周りで起きることと同じです◇
なで肩、やせ形、ストレートネック、首猫背の方に多くみられます!
< 胸郭出口症候群の特徴 >
神経や血管の圧迫によって、腕から指先にかけてシビれや痛みが出ます。
肩こりや首の痛み、肩甲骨周囲のこりや痛みを伴うこともあります!
血管が圧迫されている方は、腕に冷感や重だるさを感じることもあります。
首を動かしたり、上を向いたり、じっとしていたり、寝るときなど、特定の動作や姿勢で症状が強くなる場合が多くあります!
< 胸郭出口症候群の種類 >
頚椎(首の骨)の隙間から出た神経は、首の筋肉の間、鎖骨の下、胸の筋肉の下を順番に通って腕に伸びていきます。
これらの場所で神経や血管が圧迫を受けると、腕にシビれや痛みなどの症状が出ます!
多くの場合、デスクワークなどで首や胸の筋肉が固く緊張することによって症状が現れます。
首の筋肉が過剰に緊張することで直接圧迫が起こったり、それによって肋骨の位置や動きに問題が起こり、鎖骨と肋骨の位置関係が悪くなることで圧迫が起こります!
鎖骨は肩甲骨につながっているため、肩甲骨の位置や動きが悪いと鎖骨の位置も悪くなり、鎖骨と肋骨の間が狭くなる時があります
また背骨の状態が悪く、姿勢が崩れることでも、肋骨、鎖骨の位置は変わります!
圧迫が起きている場所によって大きく次の3つに分けられます編↓↓↓
・斜角筋症候群・
首の前~横にある前斜角筋と中斜角筋の間で、神経・血管の圧迫が起こった場合、斜角筋症候群と呼ばれます。
前斜角筋と中斜角筋は顎を引く動作や首を回す動作、息を吸う動作に関係します!
主に首や背中、腕、下向いてたり、上むいたりするとシビレや痛みがでやすいのが特徴です!
安静痛(じっとしてる時にシビれるのが特徴です)がメインです。
・小胸筋症候群・
小胸筋(胸の奥の筋肉)の下で神経や血管が圧迫された場合、小胸筋症候群と呼ばれます。
腕を上げた姿勢(外転した姿勢)で症状が出やすいため、過外転症候群とも呼ばれます。
電車のつり革につかまる動作などで症状が強くなる方が多いです!
・胸郭出口症候群の治療法・
病院では、痛み止めや筋肉を緩める薬を使いますが、改善しないことも多いのかなと思う症状の1つです。
改善が見られない場合は斜角筋の腱、第1肋骨、小胸筋の腱などの切除手術を行う場合もあります!
カイロプラクティックでは、頚椎(首の骨)や胸椎(背中の骨)、鎖骨、肋骨の位置や動きに問題がないか検査して、問題がある部分を手で矯正することで症状の改善を行います
肋骨、鎖骨の矯正だけでなく背骨を矯正し、正しい姿勢に戻すことで根本的な改善が見込めます!
胸郭出口症候群はカイロプラクティックで改善する確率が高いと経験上言えます◇
腕の痛みやしびれ、冷感などでお困りでしたら是非カイロプラクティックでのセカンドオピニオンもオススメします!