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cozystyleができるまで⑧~自分には無条件には価値がない~
静岡県の片田舎。自宅でひっそりとパーソナルトレーニングとダイエットコーチをしています。名前は「cozystyle(コージースタイル)」
「心も体もここちよい(cozy)状態(style)であること」を目指しています。そんなcozystyleができるまでを綴っています。
今までのストーリーはちら↓
フィットネスインストラクターになる!という夢を叶えても幸せじゃない。
自信をつけたくて整体、リンパドレナージュ、化粧品代理店、補正下着代理店と、「なんでもできる自分」をつくりあげてきた。
体に関することことなら完璧なはずなのに、自信が持てない。ずっと不完全燃焼しているような感じ。
それはきっと「心」が整っていないからだ!
そこで脳科学やコーチングと出会い、人に伝える立場になった。それでもまだ自分に自信がない。
その理由に一歩近づけたのが、2年だけ社員として籍を置いた会社。そこではじめに感じたことは「自分はここにいてはいけいない」
まだできたばかりの組織で情報の共有ができていなくて、私をどう扱っていいか分からず戸惑った空気を感じた。それを「歓迎されていない」と感じてしまった。
「もっとがんばらないと!」
「人の役に立たないと!」
「人から認められないと!」
条件付きでないと自分はそこにいてはいけない。そう思った。
「自分の存在は人に迷惑だから、人の倍以上やってはじめて人と同じになれる」
だから必死でがんばった。
「自分はいなくてもいい存在なんだ。いることでかえって迷惑をかけている」
そう感じながらも毎日出勤することは、今までで初めてのことだった。
辞めたあと、しばらくは思い出したくなかった。それなのになんでもないときに、思い出してしまうのがまたつらかった。
「私には価値がないんだな…」
でもあるとき、すごく冷静に思い出せるようになっていることに気がついた。そしてそのとき悲しかったこともさみしかったこともこわかったことも、その感情を感じられる自分に気がついた。
それは「自分は存在してもいい」と知ったから。
あのときだって同じだ。存在してよかったのだ。ただ自分がそう決めつけていただけだったのだ。
自分には価値がない。
そういう基本設定だったから、そう感じただけのことだった。
「あなたの基本設定そうなってますよ~」っていうことを、あの環境が教えてくれたのだ。
一見つらいと感じられた環境も、実は自分が求めていたもの。
これがどうつながっているのか?続きはコチラ↓