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【4/6 1Day野球イベント チャレンジマッチ&ピッチングクリニック】

こんにちは。COZY大久保です。
4/6に行われた「川口野球イベント チャレンジマッチ&ピッチングクリニック」の様子についてレポートします。

4月6日、川口市営球場にて18時から試合イベントチャレンジマッチ。ピッチングの指導イベント、ピッチングクリニックがスタートしました。川口市営球場は、実際に高校野球でも使用される球場で、とても設備が充実した環境の中で行われました。
今回のイベントは中学1〜3年生と小学生に別れて行われました。初めに、中学生の選手たちはピッチングクリニックに参加し、小学生たちはチャレンジマッチを行いました。

とても綺麗な川口市営球場でウォーミングアップをする中学生!


ピッチングクリニックは、年に合計12回の開催が予定されており、今回はその一回目です。今回のピッチングクリニックは、中学生と小学生それぞれ違ったテーマの中で行われました。

中学生が今回行った内容は「ボールへの力のかけ方(リリースポイント)」についてです。選手たちも始めて教わる内容でした。1からメカニズムを選手とコーチで会話をしながら理解を深め、選手自身もとても新しい発見を感じたと思います。普段無意識で行っているリリースのイメージをしっかりと持ってもらうことが大切であり、ボールに対してどのように力を加えると、強いボールが投げられるのか?
選手たちが自分の感覚と向き合い、試行錯誤を重ねながら理想のリリースの仕方を探っていました。そのイメージをしっかり持つことで、球質やコントロール、ボールへの力の加わりが変わったと全員が口を揃えて評価してくれていました。

実際に行ったピッチングドリル
自分の感覚と向き合いながら丁寧に行っていました!


そして、ピッチング指導の後は市営球場のブルペンを使って、実際にマウンドからピッチングを行いました。そこで、コーチと一人一人個人のフォームチェックやアドバイスを重ねながら、理想のボールを追求していました。指導をする中で選手達が、とても楽しそうにピッチングを行っていたことが印象的でした。中には、もっとこうすると良いかもしれない。どういうイメージだと良い球が行きますか?とコーチに尋ねて来た選手もいました。こういった会話をすることで、よりその日で成長した選手もいました。

球場のブルペンでピッチング練習!
力強いボールを投げ込んでいました。


中学生がピッチングクリニックを行っている間に、同時進行で小学生達がチャレンジマッチを行っていました。ウォーミングアップからコーチと楽しく身体を動かしていました。
次にキャッチボールを行い、コーチから要所で技術指導をしてもらいます。小学生たちもしっかりコーチの言葉に耳を傾けながら、真剣に話を聞いている様子でした。
その後ノックをおえてから、いよいよチャレンジマッチのスタートです!実際の試合と同様、元気な挨拶から始まりました。とても綺麗で広いグラウンドに、選手たちも嬉しさを隠しきれていませんでした。
こういったしっかりとした球場で野球をするのは、小学生だと全国大会以外で中々機会が無いことだと思います。選手が思いきって全力でプレーをしていたのが印象的でした。こういった、楽しさをもって全力でプレーをすることは、スポーツそのものの本質だと思います。そんな経験を今回のイベントを通して体感してくれたと思います。

チャレンジマッチ(試合)の様子。
大きな球場で全員が楽しく、全力でプレーしていました!!


チャレンジマッチ、ピッチングクリニックが終わると、次は小学生たちがピッチングクリニックを行い、中学生がチャレンジマッチに参加しました。
中学生たちは、人数が少なかった為試合形式のバッティングを行いました。
中学生の選手たちが放つ打球や投げるボールはとても迫力がありました。高校生顔負けの打球を打つ選手もいました。やはり、中学生になると打球の強さが全然違うなと感じました。ピッチングクリニックを行っていた小学生たちも、思わず凄いなぁと口にしていました。中学生がプレーする姿は、小学生たちの良いお手本となっていたと思います。小学生の選手も目をキラキラさせながら、プレーに見惚れていました。

力強いボールに鋭い打球!
中学生たちのチャレンジマッチは迫力満点でした!


後半のピッチングクリニックは、チャレンジマッチを終えた小学生達が来てくれました。小学生のピッチングクリニックのテーマは「身体の開き」についてです。小学生の選手たちが最も課題としてあげていたのが、ストライクが入らないというものです。その原因の多くが、足を着いた時に胸が開いてしまっていることです。今回は、そのフォームが何故良くないのか。どのようにして改善するのかについて解説しました。実際に選手たちに要点を伝え、ドリル練習を行ってもらいました。一つ一つ動作を丁寧に確認しながら行いました。
そして、前半と同様小学生も実際にブルペンを使ってピッチングを行いました。あまり、マウンドの傾斜を普段から使った経験がなく、いつもより感覚が変わるなと口にしている子もいました。中学生に上がると、平面なマウンドから傾斜のあるマウンドに変わり、距離も伸びます。今回の、ブルペンでのピッチングは今後経験する状況を体験出来る良い機会になりました。

小学生のブルペン投球の様子。
慣れない傾斜に試行錯誤しながらピッチングをしていました


今回のチャレンジマッチ、ピッチングクリニックはとても充実した時間を過ごせたと思います。選手たちも、最後は笑顔で楽しかったと口にしてくれていました。
また、ピッチングクリニックでは一日で大きく成長した選手もいました。今回、ピッチングクリニックを担当していて感じたのは、伸びる選手はしっかりと自分の意見や感覚を持っているなと感じました。そういった選手とのやり取りは、指導というよりも意見交換や対話に近いものだなと思います。意見を言えるということは、普段からしっかりと考えて練習を行っている証拠です。もちろん、今まではあまり細かいことを意識せずに練習をしている子も、今回のイベントで自分の課題と向き合う為の機会になってくれたら良いと思います。今回で学んだ内容や試合イベントで得た経験や自分の課題を、これから意識しながら技術に磨きをかけて行って欲しいと思います!!

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