複数のco.jpドメインを取得する〜
数年前(2014年4月17日(木)以降)までは1企業1ドメインでしたが、
組織合併時等における属性型・地域型JPドメイン名の1組織1ドメイン名制限緩和申請することで複数のco.jpドメインを取得できるようになってました。
今回レジストラーとしてJPDirectにお世話になりました。
web情報はとてもわかりやすく説明されてます
サポートも丁寧で安心して移行出来ました。
https://jpdirect.jp/organizational/domain-restriction-relaxation.html
【申請理由】
2020年7月に社名変更のため、新しい社名にあわせたドメインを取得したい
旧社名のドメインは裏で継続運用したい
【スケジュール感】
2019年11月に社名変えるよと言われて
翌年の社名変更日(7/1)を軸に、登記簿謄本が更新されるのを1ヶ月と想定(8月)し、逆算および6ヶ月以内に社名変更する条件にあわせ2月にドメイン予約を実施
ドメイン名決めから取得できるまで若干ヒヤヒヤ、本登録までが再度ひやひやしました。
社内印刷物の締め切りもある為、スケジュール決めと進捗は関係部署と綿密に実施ですが、基本的に情シス申請スケジュールに合わせてもらいました。
ヒヤヒヤの理由は、新しい社名に合わせたドメインを先に取得されないかどうかってところ
【作業メモ】
1月:問合せ相談、からの、JPDirectのID作成
2月:JPDirectへ既存ドメイン移管実施
JPDirect管理画面でDNS RRレコード設定
JPDirectに属性型ドメイン名仮登録実施(手付け)
JPDirectに属性型ドメイン名仮登録料支払い(手付金支払い)
6月:JPDirectに新ドメインのネームサーバ設定
新しいドメインのSSL証明取得
DNS設定(Amazon)
7月:サイトおよびメールのドメイン切替実施(ドメインはまだ仮)
JPDirectに制限緩和申請実施
8月:JPDirectに登記簿事項証明書と印鑑証明を提出
中旬ごろ更新完了正式ドメイン取得(本登録完了)
【反省点】
以前子会社を吸収する際、子会社で使用していた”co.jp"ドメインを"jp"ドメインに変えた経緯がありその時の知識から"jp"や".com"、ニッチな".inc"で検討してました。なんとかならないかと検索したら制限緩和申請に行きつきました。世の中には昔の記憶のまま、まだまだ諦めている人もいるのでは?と、これを見て気付きになればと思い書きました。情報システムで扱うものは大なり小なり変化しています。自分が身に付けた知識は大切ですがその都度最新情報に更新する事を忘れないようにしましょう!
子会社ドメイン変更は過去2回実施していたため、また同じ作業か~、と、いう過去の情報をもとに最初作業したのが反省点
・2012年:子会社ドメインco.jpからjpへ変更作業実施
⇒この時の常識を引きづっていた・・・
・2014年:7月に子会社吸収のためドメイン名変更作業実施
⇒この年に規制緩和制度が・・・、でもこの時はco.jpじゃないから・・・
補足)
社名変更作業は上記以外にメールや請求書、取引先連絡、アラートメールや登録している色々なところのメールアドレス変更など、普段から管理リストを作成していないと抜けが多いです。作ってはいましたが、切替後結構更新作業が多かったです・・・とほほ