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絵本の記憶(兄編)

帰省中の長男(26才独身)との対話でのこと。

私が絵本にハマって読んでいることを話したことなかったなぁと思い、長男と二人で話す機会があったので絵本の話をした。


小さい頃絵本読んだの覚えてる?と聞くと、
「え~そやったかなぁ?」
長男はやはり私の子…記憶が薄い(笑)

「何やろ?三匹のこぶたとか?」
おいおい、一番記憶にあるの、それ?
確かに童話集に入っていたのを読んでたけどさ(笑)

「ぐりとぐらとか?」
お、それは覚えてる?まぁ定番やもんね。


私としては空で読めるくらい何度も読んだ、

が初めに口に出ると思っていたが、その記憶はほぼなかった(笑)

もしかして…、

私が読み聞かせたのはまだ言葉も発していない乳幼児だったのだろうか?
それとも、ストーリーを理解できる4,5才~読んだ絵本の方が記憶に残るのだろうか?

私の記憶もやっぱりハッキリしない(笑)


その後、いい絵本がたくさんあることを興奮気味に話し私は言ってしまった・・・。

「もっとたくさん、読んであげたらよかったなぁ。」と。

そして長男からの返答。

「もっと絵本読んでたら、どうなったん??」


彼はただ沸いた疑問を言葉にしただけだと思う。
何の思いもなしにそう言ったんだと思う。

でも、やってしまった・・・。

自分の後悔や思いなんて、今更伝えるべきではない。後悔することも意味がないし、その言葉は長男を否定することにもなりえることなのだとハッと思ったけど、後の祭り。

苦し紛れに、
「いやぁ、もっと情緒ある子供になっていたかもしれへんやん。って、情緒がないってわけではないんやけども…汗」

「???」

きっと、情緒って何?と思い(笑)、さらりと話題を変えた長男。

とりあえず逆効果にならなかったようだ。
興味がないことはスルーするタイプ、傷つけていないことを願う母。


久しぶりに会う母から、何の心もこもっていないつぶやきなんぞ聞かされる息子の気持ちにもなってみよ。
ましてや聞く状態によっては今の自分がだからダメなのか??なんて気持ちにもなるような、傷つけてしまうかもしれないオカンの後悔なんて要らんがな。




良くも悪くもスルーが得意な長男で助かった。
気にしていないだろうけど息子よ、ごめん!!

自分もまだまだだと気づき反省。
いくつになっても、子どもたちに成長させられます。

でも、懲りない私^^;
兄より弟の方が(学生の頃は)繊細だったので、次男が帰ってきた時は言葉に注意しながら、また絵本の記憶を聞いてみようと思う。


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