#023【絵本】おほしさま かいて!
今日もホッコリ絵本の世界へ📚
絵本を読んだ記録として、感想を書いています。
まずは一言
叔母から譲り受けたエリック=カールさんシリーズ。
今回の訳者は、
あの『100万回生きたねこ』の佐野洋子さんです!
今日の絵本
『おほしさま かいて!』
エリック=カール 作
さの ようこ 訳
発行所 偕成社(1992年)
感想
最後のページにこの絵本が出来上がったきっかけが、
エリックさん直筆で読者に向けて書かれたお手紙形式で記されてあります!
ファンにとっては嬉しいですね〜^^
それによるとですね〜、
この主人公の絵描きさんはエリックさんご本人ですよね!
初めの頃はまだ小さい男の子なのに、ページをめくるごとに成長しおヒゲが生えて、髪が白くなって…。
エリックさんが人生を通してずっと絵を描かれてきたことを想像させます。
その色彩、大胆さ、表現力は、やっぱり巨匠!!
大きめの絵本なので、迫力があり、色彩豊かで、
子どもたちがこの絵本に出会ったら、
「ぼくも、わたしも、描く!」と、
クレヨンを持ちたくなるかもしれません笑
訳者の佐野さんのお子様のエピソードがカバーに載っていて、
子どもの観点ってほんと素晴らしいなと思いました。
(佐野さんの息子さんだからか?!笑)
以下、ネタバレあります。
ストーリーは、
「おほしさま かいて!」と、
誰かの声が聴こえるところから始まり、描かれた星が今度は太陽を、太陽が木を、木が人間を…と、願ったものを絵描きが次々と創造していきます。
最後に月が「ほしをかいてよ!」で終わり、創造された素敵な星と絵描きは夜空を旅するというものですが、
私は最初のこの、
が謎でして笑
これは誰が絵描きにお願いしたのでしょう。
絵描きのインスピレーション、天からの声だったのでしょうか?
今度会ったら叔母に聞いてみようかな?
この絵本を読んだ方とお話ししてみたいです^^