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【絵本】SOMEDAY いつかはきっと… /夢見る気持ちで♪

こちらも『絵本屋の日曜日』のエッセイを読んで、
読みたい!と思って借りてきたのですが…
あれ?この表紙、みたことある。う~ん、どこだろう?

いつかは ね
いつかは きっと そうなるんだわ・・・・・・

作者が考える小さな女の子の「こうなったらいいな」を、可愛い絵で叶える絵本。娘さんにもあてているのでしょうか?絵本が始まる前の作者の言葉「ーいまのうちにおよみ」が、深いやさしさ愛を感じます。

『SOMEDAY いつかはきっと…』シャーロット・ゾロトフ/作
アーノルド・ローベル/絵
矢川澄子/訳
ほるぷ出版(1975年)


『SOMEDAY』いつかはきっと

この言葉がページをめくる度に描かれているのですが、
どのレタリングもとっても素敵なのです。

可愛い絵や文字を描いたのは、
がまくんとかえるくんでお馴染み『ふたりはともだち』
のアーノルド・ローベルなのですよ!
とっても可愛らしくてスキです( *´艸`)

『ふくろうくん』でもそうでしたが、
お茶目でユーモアがあって優しい雰囲気のタッチが、
作者ゾロトフが考える小さな女の子の夢にぴったり。

素敵な絵本になるのには、
訳者のセンスもありますよね、きっと!
(矢川澄子さん聞き覚えあるので、きっとどこかで読んでるはず笑)


いつもの私よりちょっぴり素敵な私を想像する


小さい頃は大人に憧れてましたっけ?
「一人前に見られたいなぁ」とか、
「大人になったらこうするんだ」とか
「こうなったらいいのになぁ」とか。

子どもの想像力は凄い。
そうやって楽しい妄想が出来るのも、
大人になって現実を知るまでという意味を込めての
「ーいまのうちにおよみ」なのでしょうか?

たくさん想像できる人は、
色んな視点を持つことが出来ると思います。

いつかはきっと…

願いや望み、想像は
そのうち力にもなりえます。

「子どものうちに、楽しんで、
色々なことを考えられる人になってほしいな」
と母の想いが込められた絵本のように感じました。

子どもたち、いまのうちによんで!
ですね(笑)

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