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#024【絵本】マーシャとくま
今日もホッコリ絵本の世界へ📚
絵本を読んだ記録として、感想を書いています。
まずは一言
絵を描かれたのが『てぶくろ』のラチョフの絵本。
ロシア民話です。
今日の絵本
ロシア民話『マーシャとくま』
E・ラチョフ え
M・ブラトフ さいわ
うちだ りさこ やく
発行所 福音館書店(1993年)
感想
薄い絵本だと思ったら、ページ数も少ない!
でもとっても絵がステキです。
ページが少ない分、文が多くなるのか、
左ページは、文章がびっしりと書かれています。
右には、大きなくまの絵がページいっぱいに描かれています。
左ページの文章の左側には、チロリアンテープを思わせるような模様が施されていて可愛いらしい^^
以前『てぶくろ』を読んだ時もそう感じましたが、
洋服や家の中、作画?雰囲気?ロシアっぽい(笑)
またネタバレになりますが、
ストーリーは、窮地に陥ったマーシャが機転を利かせて問題解決する話。
日本昔話にもこんな風な物語があったような、何だか懐かしい物語を読んでいるような感じがします。
マーシャがおともだちと外れ、一人森へ入っていくところ。
(だからおじいさん迷子になるって言ってたのに笑)
マーシャが帰って来ないのに、おじいさんおばあさんの慌てる様子がないところ。
(何日も孫娘が帰ってこないのに、心配する場面なしです笑)
マーシャを手元に置いておいてこき使うくせに、くまさんの疑いのない心。
(そんな近くから声するのに、分かるやろ~)
と、大人が読めばツッコミどころ満載なのですが(笑)
やはりそういう細かいところが気にならないくらい、昔から語り継がれるものって子供心をくすぐったり、感情移入させるようなお話なんですね。
くまさんが意外(でもないか?)に、お間抜けさんなのが可愛かったです。