#069【絵本】としょかんライオン
今日もホッコリ絵本の世界へ📚
記録として感想を書いています。
今日の絵本
『としょかんライオン』
ミシェル・ヌードセン さく
ケビン・ホークス え
福本友美子 やく
発行所:岩崎書店(2007年)
『Library Lion』
MICHELLE KNUDSEN
illustrated by KEVIN HAWKES
この絵本、要約すると・・・
要点をおさえた紹介文にチャレンジしています。
私の個人的な記録です(笑)
この絵本は、
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【図書館が好きな優しいライオンのお話】
私が感じた事
先日読んださかさまライオンの記事のコメントで、
おうみのひとさんから教えてもらった絵本。
やはり良い絵本らしく図書館には洋書もあったので
一緒に借りることにしました。
洋書の表紙には
New York Times BESTSELLER のスタンプ!
近くの図書館の洋書絵本は、
購入した価格が手書きで記載されています。
この絵本、本体価格3040円よ!
ちょっと作りも違うのかなぁ?
原書はページの背景色がクリーム色っぽい薄い緑色。
(ちなみに日本語版の背景色は白です)
図書館の本は、
透明のブックカバーフィルムが施されていますが、
綴じ目から見える絵本の本体を覗くと、
質の良さそうな布張り絵本。どうりで!!
絵はとっても優しいタッチです^^
ライオンとこどもたち
ライオンと図書館長のMiss Merriweather
図書館の本や館内の様子
ライオンの表情やしぐさが、
またとびきり豊かに描かれていて!
絵だけで大体のストーリーが分かります。
(英語の意味が分からなくてもね!)
"No running!"
「はしっちゃいけません!」
図書館長のメリウェザーさんは規則に厳しい人です。
「大きな声を出さない」
「図書館では静かにする」
でもライオンが規則を守るなら、
図書館にいることをとやかく言いません。
ライオンは人間の言っていることを理解して
図書館の規則を守り、
みんなの役に立ちながら受け入れられ、
大好きな絵本の時間を楽しみにして
図書館に居る時間を快適に過ごします。
学校や職場でも規則やルールはつきもの。
でも私達はその規則に縛られているようにも感じます。
誰かがミスをすればチェックリストが増え、
反省文に始末書、罰則罰金。
ミスをしない為にやらなくていい仕事までが増え、
何のために何をしているのか分からなくなることも。
本来のルールや約束は、
その人達やその場が安全で安心に過ごすための
シンプルな決まりごと。
それを守る事で自由で調和の世界が広がるのに、
いつしか利己的や保身の為に守らされたりして、
ルールが悪に思えたり、
反対にがんじがらめになっていたりします。
この絵本の館長さんは、どうでしょう?
ある事件が起きた後、
ライオンが図書館に来なくなってしまって…。
ライオンの健気さ、
最後のマクビーさんの優しさにもキュンときました。
図書館の好きな方はホッコリ、
図書館好きでなくても癒される、
評判どおりの素敵な本でした(*´ω`*)
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(おみぽさん、私もやっぱりウルウルでした!)