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【絵本】いまのわたしにできること /考えることの大切さ

こちらは図書館で別の絵本を探していて見つけた本。
タイトルと可愛らしい絵に魅せられて借りてきました。


動物たちを愛する世界中の人々へ。
その愛こそが、この世界を
より幸せな場所にしてくれているのです。
リサ・パップ


あたらしいおうちと家族を待つ動物達のシェルターに初めて行ったマディは、悲しそうな顔の子犬・チップと出会います。マディの家の子犬・スターにはいつも夜寝る前に本を読んであげるけど…今のわたしに出来る事は?

『いまのわたしにできること』
リサ・パップ/作
菊田まりこ/訳
WAVE出版(2019年)

動物シェルター。
ネット検索すると全国にありました。

保護活動団体の一覧(都道府県) | 日本犬猫ライフサポートハウス「NINLISE」

私の住む地域にもあり、市が管理している施設と少ないですが民間も。
保護猫カフェとかもあるのかも。

私は幼い頃小児喘息だったので毛のあるペットに縁がなく、結婚後子どもが出来てからも賃貸で飼えなかったこともあり意識が薄いのですが、これはいまや切実な問題でもあるのですよね。

昨年読んだ絵本『アンジュール』も、飼い犬が捨て去られるということを問題提起した作品でした。
最近は友人も置き去りにされたペットの貰い手を探していたりして、何だかペットを飼うということについて私も考えさせられていました。

野生の動物なら人間が介入しなくても自然と共存し生きていくのだろうけど、仕事のために癒しのために人間と共に生きるペットには、最後まで責任をもって欲しい。色んな事情はあるでしょうが、感情を言葉に出せないのをいいことに小さな命を粗末に扱う前に、飼う飼わないの判断をすることは問題を引き起こさないためにも大切だと感じます。


この絵本の主人公マディは、
新しく家族になった子犬スターにたくさんの愛情を注いでいます。
とても大切にしているのが伝わってくる^^

でも初めていった動物シェルターで出会ったチップの悲しそうな顔をみて、
家族がいるスターに比べて「してもらえることが少ないのでは?」と考え、そんな動物たちに何か自分に出来ることがないかを考えます。


いまのわたしにできること


この絵本は動物愛護の問題ですが、
この言葉はどんな問題にもいえて、
いまの私にも響きます。

何が出来るか
何がしたいか

求められていないことをしても
ただのエゴになるだけですものね~。
(それはそれでいいのかもしれないけど笑)

小さなことからコツコツと(笑)
しっかり考えたいです。

この絵本を読んだ優しいすてきな子どもたちが
色んなこと考えられるといいなぁ。

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