【明日リスナーさんを逃さない】配信トークスキル「ぜんぶ相手ゴト」
今回は「リスナーさんを逃さない」配信トークスキルを紹介します。
「ぜんぶ相手ゴト」、どういうことぞ?
トークスキルに自信のある方・ない方・配信に携わっている方・いない方、プラットフォーム問わず日常生活でも使える内容になっています。
会話やトークスキル向上の参考にしていただければ幸いです。
はじめまして。
Vライバー事務所【Cozy】準備中の"わお"と申します。
事務所テーマは「恒常的に応援され続けるライバー」を生み出すこと。
以後お見知り置きをお願いいたします。
それでは本題に入ります。
1.あなたならなんて返す?
まずは例題を出します。
例題 )
リスナー様が下記のようなコメントをしました。
あなたならなんと返しますか。
「田舎ほんとにやることないんだよね….」
返す気すら失せるコメントではありますが、
IRIAMで配信を巡回していると、よくある回答がこちら。
田舎経験者「わかる~、田んぼと畑しかない。ザリガニ釣ってたわ。」
都会民「えーでも空気おいしいじゃん。旅行行くの好きだよー。」
念のため伝えておきます。
上記回答は決して誤っているとは感じていません。
配信は続きますし、YESorNOでの返答よりも質が高いレスポンスだと考えています。
また、配信スタイルによっては立派な正解です。
そのうえで、僕ならこうするかも。の例を綴らせていただきます。
2.「ぜんぶ相手ゴト」の使い方
僕なりの返し方は下記になります。
「田舎ほんとにやることないんだよね….」
「田舎好きだけどな。公園でゆっくり駄弁って過ごすのも楽しいんじゃない?○○さんと田舎の公園行ってブランコ漕ぐのも最高に面白そう。どっちが高くまで漕げるか勝負したいわ。」
「ぜんぶ相手ゴト」はお分かりいただけたのではないでしょうか。
自分のトークに「相手=リスナー様ごと」巻き込んで
「相手のコト」のように話すテクニックになります。
一見するとリスナー様よがりなトークに見えますが、実際は「自語り」に変わりありません。
ポイントは下記のとおりです。
自分のことを話す
相手のことも巻き込む
誰にでも情景が想像しやすいワードを選択する
具体的に描写する
ライバーである以上、自分の話はする。
ただし、コメントをくださったリスナー様を拾いつつ、
他のリスナー様にも伝わる描写でカバーするテクニックが
「ぜんぶ相手ゴト」の本質になります。
3.ぜんぶ相手ゴトにする理由
話が逸れますが、なぜ僕がこんなテクニックを意識していたのか。
そのルーツは学生時代のアルバイトにあります。
僕は学生時代、「デリヘル嬢の送迎」をしていました。
夜23時の田舎町。ポツンと立つ4階建ての雑居ビル。
3階のヒンヤリした廊下を歩いた先にある306号室が事務所でした。
室内には電話応対の従業員部屋、それから、ドレッサーが数台と姿見が置かれた、お嬢様用の質素な待合室。あとはトイレと、お嬢様の着替え部屋。
待合室でスマホを見ながら時間を潰すお嬢様たち。
電話応対の従業員から仕事の指示を受けたお嬢様が、溜息をつきます。
重い腰を上げ、接客時に使用する"うがい薬"とアメニティ一式が入ったシースルーバッグを片手に部屋から出ます。
俯いたままのお嬢様を後部座席に乗せ、ホテルに向かって車を走らせる僕。お嬢様がブルーライトを真っ向に浴びながらSNSをチェックする静かな車内。数分後、ぼそっと、僕に向かって後部座席からつぶやきます。
「田舎ほんとにやることないんだよね….」
僕が運転席から、バックミラーに映るお嬢様に向かって答えます。
「わかる~、ザリガニ釣ってたわ。でも空気おいしいじゃん。散歩するの好きだよー。」
…….。
…は?知らねえよ。
ってなりませんか。(笑)
車内のエピソードは架空のもので、実際にこういった会話があった訳ではありません。
これほど分かりやすい状況であれば空気を察してレスポンスを検討できます。
ただ、「相手の話を自分のものだけに消化する」ことは失礼なことだと、アルバイト時代から考えていました。
せっかく自分に話を振ってくれた方にも繋がる会話をすること・相手ゴトに変換するスキルが、誰に対しても信頼に繋がります。
しかし、IRIAMやSpoon、Wachaといった音声配信アプリでは、「文字情報」のみがリスナー様を表現しています。
表情やトーンを察してレスポンスすることには限界があります。
例えば嬉々としてライバーに興味があって質問を投げかけるリスナー様でも
今日1日うまくいかなかったリスナー様でも
明日人生を終えようか悩んでいるリスナー様でも
「同じ内容のコメントが同じように」表示されます。
全て察してレスポンスをするのは無謀です。
ライブ配信の性質上、
アイドル的立ち位置で応援されるのはライバーであり、
リスナーひとりひとりに親身になっていたら潰れてしまいます。
それでも「コメントをくださったリスナー様に、レスポンスで向き合う」ことはテクニックひとつで出来ると感じています。
レスポンスを受けたリスナー様からも、ライバーへの信頼が高まり、配信の一体感も生まれます。
それが今回ご紹介した「ぜんぶ相手ゴト」です。
もう一度ポイントをまとめておきます。
自分のことを話す
相手のことも巻き込む
誰にでも情景が想像しやすいワードを選択する
具体的に描写する
4.ホストも使ってます
ちょっとだけ余談。
以前、友人のホストに興味本位で売り上げのコツを聞いたとき、ホストもこのテクニックを多用していることを知りました。
特にホストの場合はどんなエピソードでも、「自分があなたと二人でいる情景」に変換し、ホスト自身のことを強く認知させるのがポイントらしいです。
ライブ配信で使えるかは不明ですが参考までに。
記事は以上になります!
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さいごに
2024年7月中の始動を目標に
IRIAMをメインプラットフォームとしたVライバー事務所
「Cozy」の準備を進めています。
ただいま【第一期生】を30名募集中。
あなたのライバー生活を支援いたします。
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