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古くても「好き」が沢山ある、ちょっとレトロな我が家

今の家は結構な年季が入ってるところが随所にある。
好きなところもあれば、そうでないところもあるけれど、今まで住んだ家の中では、断トツ一番気に入ってる。

物は考えよう。
古くてもレトロと言えば響きがいい。
「昭和レトロ」「ノスタルジック」。
まだレトロブームは続いているのだろうか?

全く機能しないので、お飾りなインターフォン。
ボリュームのツマミ、ごっつめの押しボタン、スピーカーの縦のラインが「昭和レトロ」感満載。

我が家の暮らしの入り口。

鋳鉄ドアノブの装飾も、「昭和レトロ」っぽい。
これもまたツマミの部分が機能しないので、ドアを閉じても閉まらず風で開く。
どんだけ古いんかい、とツッコミ感満載。

板チョコ風なドア


夜の灯。

昭和にタイムスリップ

明かりをつけた時、シェードを繋ぐ枠の葉っぱのような型が、やさしく透けて見える。乳白色のコロンとしたフォルムのガラスシェードから放たれる、柔らかな温かい光は心地よく、流れる時間がゆったりとする。
部屋の明かりは、やっぱり暖色系がいい。
心が落ち着く。


天井。

山小風な天井は、年に2回ぐらい豪雨が降ると雨漏りするが、何年も住んでいると、慣れたもんで動揺しない。
床にバケツを置いた時、ポタン、ポタン、と音が響く。
ドリフを思い出し笑いが出る。
これもまた昭和。

シーリングファンは高速スピードにすると、ちょっと心配に。

リビング入り口。

レンガの虹

煉瓦のアーチ。何だか味があって私は好きだ。
角があるよりも、優しさがある。

アーチ繋がり。

明治時代にタイムスリップ

今年旅行で訪れた京都、南禅寺の水路閣を思い出す。
風情ある風景にシャッターを何度も押した。

2階へと続く。

光と影

高い天井を見上げる。
午後になると、壁に反射するブラインドの影。
ここからの眺めが好き。
ここから上に向かって子供達に叫ぶ、「ご飯だよ〜」。
なんて事ない、普通の日常が愛おしい。

古くても、壊れていても、好きになれるところがある。
日本ではないけれど、「昭和レトロ」風がちょっぴり入り混じる今の家。

レンズを通して見えてくるモノの魅力。
言葉を綴ることで自分の中から出てくる、その時の思い。
こうして残すことで再発見。
何年か後で振り返る時、自分をまた再々発見できるかも。


Finding joy in the little things.☺️

instagram : cozy joy        https://www.instagram.com/cozyjoy_/


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