YouTubeで聴ける微分音のアーティストたち
(記事を一部修正しました)
今後の日本で微分音音楽が流行るといいなーなんて期待を込めて。やっぱり今の時代だと、音楽でもYouTubeで探すのが一番手っ取り早いのかな。SpotifyにもMicrotoneとかって名前のついたプレイリストはあるけど、「これは違うのでは?」みたいなのがかなりの割合で混じっているので。個人的には、YouTubeの方が見つけやすかったです。
並んでいる順番に深い意味はありません。
LΛMPLIGHT
まずはこの曲を聴いてほしい。これが生理的に受け付けないとかだったら、この後に紹介する曲を聞く必要はないです。
恐らく今最もホットな微分音作曲家。ただ、人工言語の方が関心が強いみたいで、微分音の曲はそんなに多くない。
セリフは全て人工言語。
Caftaphata
vogelgeorg
Clavemusicum Omnitonum(全ての音を奏でることができる鍵盤楽器の意味。ハープシコードの一種)を演奏している。私が一番好きな微分音が31平均律なので、参考にしてます。
You're Everything
beheld
さまざまな音律で曲を作っている。
Vacant Vibe
Sevish
微分音といえばこの人。こちらの記事でもお世話になりました。
Almighty Fractal
これなんかは、純正律音楽のとっかかりにちょうどいいかもしれない。
Zheanna Erose
蜂の巣のような楽器Lumatoneの演奏者。
Arrival
演奏動画の他にも作品を出していて、中にはこんな古風な曲もある。
If I Were an Organ Player in 1670
Mike Battaglia
この人もLumatone奏者。不思議な音程のカバー曲が多い。
Ibrahim Maalouf
トランペット奏者。4バルブの特殊なトランペットを演奏する。聴きやすい曲が多い。
Beirut
Etibar Asadli
アゼルバイジャン出身のピアニスト。既存のピアノに変わった調律をして民族音楽のような音を出すことがある。
Folk Song
benyamind
さまざまな音律で曲を作っています。SpotifyとかSoundCloudとかもやっているみたい。
Amano Hideya
私が微分音でやろうとしていることに一番近いのは、実はこの人。
Like Uminari
Seasons of - Microtonal Music
ドイツのミュージシャンらしい。なんか、この曲が好き。
Cycles
31Z(ミズ)
所謂「界隈曲」の作家。流石にあの「イワシが土から〜」を編曲したものをアップロードするわけにはいかないので、自力で開拓する人がいる。で、「界隈曲」は微分音との相性がいいという説があり、それに基づいて活動している中の一人が31Zさん。
ミズチ鏡【31平均律】
Australopithecine Microtonal Music
こちらもさまざまな音律で曲を作っている人です。
Huygens in Love
これ以外にも、YouTubeには面白い微分音の曲や、微分音についての解説動画が数多く上がっているので、気になる方は、どんどん掘り出してみてください。