「あげる」と「もらう」
一般的に、平然と○○して「あげる」という言い回しをすることがあります。ごちそうしてあげる。プレゼントをあげる。
本当に「あげる」という言葉遣いで良いのだろうか?
「あげる」ではなく、「もらう」のが、言葉の使いが正解のような気がする。
なぜなら、ごちそうしてあげる。
お互いに我をはり、俺が俺がという意識、相手より、自分が上であるような無意識が、「あげる」という上から下に施すような言葉使いになるのではないかと考える。
人生はすべからく、「もらう」ものなのである。「ごちそうさせてもらいます。」
なぜなら、この世に産み落とされ、命をもらって生まれてきたからだ。