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自分の才能ってどんなもの?
二区分(男性宮/女性宮)、三区分(活動宮/不動宮/柔軟宮)、四区分(火地風水)、天体のアスペクトなど、実にさまざまな要素を見てそのホロスコープの持ち主について考察することができますが、さて「自分」とはいったいどのような者なのか、個性や才能あるいは天命や使命といわれるようなものはあるのだろうか?など、さまざまな好奇心が湧いてくるかと思います。
ホロスコープの中で特にハードアスペクトは本人が自覚していることも多いですが、ソフトアスペクトは割と無自覚です。天体同士の個性を適切な範囲内で呼吸をするように扱えるからです。ハードアスペクトだと「やりすぎてしまう」ので本人の中で葛藤や失敗などの「引っかかり」があり、試行錯誤もするのである意味伸びしろがあるとも言えそうです。
ソフト・ハードに関わらずアスペクトがあるということは、その天体が意味する事で平均以上の何らかの個性や才能を秘めていると言えますね。当たり前に出来ることは本当に当たり前なので、本人は「普通のことでしょう」と思いがちですが、他所から(そのアスペクトを持たない人から)見るとその人の「得意な事」だというのがよく分かります。
双子座太陽・水星-射手座天王星のオポジションを持つ友人は、非常にお喋りで頭の回転が早く、とても論理的に物事を捉え順序だてて説明するのが上手です。小学生のお子さんに対して「順序だてて話ができていないから宇宙人と会話しているみたいだよ!」と(ちょっと苛ついた感もありながら)笑っていました。
この友人にとっては当たり前でも、周囲の人間にとっては突出した個性であり、ある意味脅威だという一例です。
私の水星は天王星とはアスペクトを組みません。海王星・冥王星とのソフトアスペクトなので、友人程の「尖った知的能力」はなく平均的なもので、友人からは「モタモタ話すな~」と思われているでしょう。
ですが海王星・冥王星の「物事を深く捉え、目に見えないものを察知して言語化する」能力は持っているので、それは創作物でも表現しています。天王星のアスペクトがあったら、もっと鋭く細かい表現も出来たと思いますが、私は柔らかい表現が好きなのでこれでいいのです。
そのアスペクトを持たない状態で表現することは「一般的・平均的」で普通のことだとしたら、アスペクトがあるだけで「平均以上の能力」を持っている・開発してきたことになります。
星やホロスコープの視点から人を見ると、皆何らかのアスペクトを持っているのですから「普通以上の能力」や才能を持っていると言えますね。
自分が思い込んでいる「普通」は、もしかすると「才能」なのかもしれないです。
ホロスコープはそうした情報が視覚化されるので、「自分の得意なことってなんだろう?」と思ったら、情報を頼りにその能力を伸ばす意識をするだけで可能性が広がると思います。そして、そのアスペクトを持っていなくてもトランジット天体とアスペクトを形成する時期が必ずあるので、そういう時期に狙って取り組んでみるのも有意義なことです。