いったい何時間「学習」したらいいの
昨年01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて63回目です。
義務教育真っ最中の皆さん
学校以外で どのくらい「勉強」してますか?
あっ!宿題は別で・・・
まあ 出たとこ勝負かもしれないね。
ひょっとして 「勉強」って学校でするものと思ってない?
家に帰ってきたら 遊び!と思ってない?
遊びたい気持ちは わかるけどね
実はそうしていると
いつのまにか「勉強」がつまらなくなる危険性がある。
「勉強」って学校で習っているような科目別だけではないんだ。
学校での「勉強」中心に考えていると気が付かないけれど
みんなは「勉強」を通じて
ものの見方や考え方を「学習」してるんだよ。
「学習」には「勉強」で得た「知識」の積み重ねが必要。
なので しっかり「知識」を自分のものにする事が大切になる。
そうして自分なりの「学習」をしていくと
いろいろな出来事が つながってきたりするんだ。
そのために 学校以外での「学習」時間が大切になってくる。
手始めに 学校で習ったことを「知識」として取り込もう!
やり方は 授業の復習と予習。
教科書とノートを出して読みなおし
他の人に説明できるか確認するといい。
できるようになれば「理解した」と考えていい。
さてっと 人間が集中できるのは せいぜい30分。
なので 一つの科目を25分位で
復習と予習を済ませるようにしてゆき
5分は頭を休めるようにすると
1時間で2科目進められる。
一日の授業は多くても6つ位なので
全部で3時間位で6科目はできそう。
というわけで一日最低3時間は「学習」できるようにしてみよう。
その為に 前回書いた 一日の過ごし方をよく見て
最低でも3時間を「学習時間」に当てて行けるように
してゆくと いい。
でも最初は うまくいかないと思う。
そこで なんでなのかを考えてみることで
自分が「勉強」や「学習」に対し
どんな問題をもっているのかが わかってくる。
保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ
「勉強嫌い」の子どもたちは
自分でなぜ嫌いなのかを 理解していないようです。
そこで 自分で学習計画を立て
うまくいかない原因を探すことで
対処の方向を探してみようというのが
今回の話の底流にあります。
この先で 対処についての展開がありますが
一度にそこまで進めてしまうと ややこしくなりそうなので
今回はここで止めておきます。
まずは時間の使い方を再整理してみることで
ダラダラしている自分と対峙させることから始めると
イヤな事や面倒な事から 逃げているだけだと
気づいてくれる機会になるでしょう。
ぜひ 生活を整理することで学習計画を立てられるよう
手助けをしてあげてください。
18.MAY.2022.ARAI