三月は振り返り学習を!
2年前の01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて101 回目です。
三月ですね。
学校は、どんな感じですか?
先生にもよりますが、
そろそろ一年間の締めくくりに向けているはずです。
で、生徒の側は、春休みに向けて何となくソワソワ。
だって、春休みってあんまり宿題が出ない。
どうしてかというと、新学期への切り替えをするためなんです。
だからこそ、この時期に一年の振り返りをしませんか?
使うのは、一年間御厄介になっていた教科書!
ともかく最初から読んでみてください。
全部理解できていますか?
友達に聞かれたときに、説明できますか?
解りにくいことや。読めない単語はありませんか?
学習を進めるうえで、一番頼りになるのは教科書です。
学校によって使っている教科書は違っているけれど、
一つの学年で学ぶ内容は、基本的に同じ。
授業は教科書を使って進めているので、
日本中どこに行っても基礎は同じです。
そして、学習は一つ一つの「知識」を積み重ねてゆきます。
別な言い方をすると、
解らないことをそのままにしておけば、
その先で。解らないことがどんどん増えます。
更に、学習は教科単位で進められ、
「知識」は教科別に得られ、
色々学んだ事の総体として「知恵」が生まれます。
皆さんが将来どんな方向に進むかは解りませんが、
今、学校で学習していることが基礎になってゆきます。
例え直接役に立ちそうもない内容でも
それは「知識」の断片を見ているから、そう見えるだけです。
今しかできない事は、今やっちゃいましょう。
保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ
三月は。寒かった冬を超えて日の光は柔らかく、
風はソヨソヨと心地よくなり、
何となく心が落ち付かなくなります。
だからこそ、心を込めて
一年間に溜まった「わからない事」へ立ち向かせてください。
一番生徒に近い存在である皆さんは、
しっかりと関係性が成立していると思います。
良い相談相手として、また善き話し相手として
近くで寄り添ってくださることを願っております。
01..MAR.2023.ARAI