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五月病の君へ。対処を考える!


 2021年01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて117回目になりました。
 また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて114回目です。

新学期が始まってから二か月経ちましたね!!
 五月の連休は済んだし、
中学生は中間試験が終わったこの時期は
何となく学校に行くのがイヤになったり
勉強に乗り気がしない生徒が増えます。
 
 保護者や先生からは
「シャキッとしなさい!」とか
「怠けクセがついた!」なんて言われるんだけど
なんか頭の中がモア―として、集中できない感じ。
それは「五月病」と言われる症状の一つです。

 頭の中にいる自分と、
現実に生活している自分が、
うまく合わなくなって来ている注意信号のようなものなので、
自分が一番信頼できる人と、
ゆっくり、じっくり、なんでもいいのでお話ししてください。
 話をしていると、少しずつ心が整理されます。

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ 

 子どもたちは、色々な形でサインを出してくれます。
 ほとんどの場合、
解決に向かう指標は子どもたちの言葉の中に含まれています。
 なので、サインを上手く受け取り、
何に拘っているのかとか、何を拒否しているのかなど
気持ちを中心に解きほぐしてあげてください。
 それは、学習の躓きにも関連しているので、とても大切です。

 一番生徒に近い存在で、関係性が成立している皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかとか、
具体的な手段を見つけやすい立場にいます。

良い相談相手として、また善き話し相手として
近くで寄り添ってくださることを願っております。

31.MAY.2023.ARAI