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自分の将来に夢を持とうネ

 2021年01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて108回目になりました。
 また、2021年03月15日から
毎週連続して投稿を始めて105回目です。

 今回は、ちょっと視点を変えて
「自分の将来に、夢を持とうネ」という話。

 例えば10年後、どんな仕事をしたいとかではなくって、
何をしていたい?どんな風になっていたい?ということ。
 確かなのは、今の先に10年後があるってこと。

だから、今、興味を持っていたり、好きな事を
しっかりと受け止めてゆけば、
自分が10年後に、どうなっていたいかが見えてくる。
 そのために、学校の「学習」以外にも
興味を持っている物事がたくさんあったほうがいい。
 だからと言うわけではないけれど、
「遊び」も大切なんだ。

 でも、好きな事だけを頑張っても、どうにもならない。
その時に「学習」で得た「知識」を基にした「知恵」が必要になってくる。

 例えば、みんなの中で「絵」を描くのが好きという人は多いと思うけど、
「絵」を描くためには「モノを見る力・とらえる力」が必要だし、
「描写する力」や「光と陰影」なんてことの知識も必要。
 更に、色彩を扱うと「色とは何か?」なんてことが解らないとタイヘン!
 こうした事は「数学」や「科学」をしっかり学習していないと解らない!



 また、「お医者さん」や「幼稚園の先生」や「ケーキ屋さん」だって
仕事で必要な「知識」の基礎は、いまみんながやっている「学習」にある。
 でも、そうした全てにつながる「知識」なので、つながりが見えにくく、
一見すると無意味のような気がしてしまいがち。

 しかも、こればっかりは、その時が来ないと気がつきにくい。
でも、まちがいなく、今の「学習」は役に立つはずです。

 だから、辛坊強く、夢をあきらめず、
自分が自分らしくなるために、
ゆっくりでいいから、じっくりと「学習」してゆきましょう。

 そして10年後を目指すためには、5年後どうなっていたらいいのか?
5年後どうなっていたらいいのかのためには、3年後はどうなのか?
こんなことを考えてみましょう。

新学期を迎えるにあたって、
「自分の将来に夢を持とうネ」

保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ 

 とかく、「学習」に注目してしまうと、
今の「学習成果」に注視してしまいます。
 時には、その先に開く自分の将来に夢を持って、
「将来像」の話をしてみてください。

「学習」との直接のつながりが解りにくいので
説明が難しいですが、
一番生徒に近い存在で、関係性が成立している皆さんは、
生徒に対し、丁寧に解説できる立場にあります。
良い相談相手として、また善き話し相手として
近くで寄り添ってくださることを願っております。

29.MAR.2023.ARAI