テストで点数を取るとはどういうことか
2021年01月26日から
小中学生への学習支援で得た知見を基に
色々書き始めて161回目になりました。
また、2021年03月15日から
毎週連続投稿を始めて158回目です。
新学期早々だけど、
気持ちを切り替えて、
学校に行って「さあ勉強だ‼」って思ってるとテストがあるよね。
そしてテストの後で、
家に帰ると「どうだった?」って聞かれたりする。
ちょっと待った!
なにが「どうだった」なんだろう?
保護者の人は、少しでもいい点数を取ってくるのを期待してるみたい。
だけど、テストで点数を取るってどういう事なんだろう?
学校でのテストって、小学校では必要に応じてあるし、
中学校では、定期的にある。
どうしてなんだろう?
学校内テストって、教える側からみると、
それまでの勉強が理解されているかの確認のためなんだ。
つまり、大きな目的は、学習理解の度合いを測るため!
だから、学習側から見たら理解度が高いほうがいい。
もう少し先の話がある。
正解だった問題は、理解してるってことなんだ。
ということは、自分の学力を伸ばすためには、
むしろわからなかった所に注目してほしい。
そこがしっかり理解できるようになればいいだけ。
学習っていうのは、ひとつひとつ積み上げるので、
わからないことがあると、その先でもっとわからなくなる。
一度振り返ってみると、
テストは点数を取る事が目的じゃなくって、
自分が何を理解していないのかを発見することだと思う。
こんな見方で、テストを受けてみてほしい。
テストの解答が帰ってきたら、振り返りをしてほしい。
それが、君の学力を伸ばす!
★保護者の皆さんや 子どもたちの学習に関与している方々へ
テストの受け方を習いましたか?
実は、学校ではテストの利用方法は教えてくれません。
なので、たいていテストの答案用紙が帰ってきても何にもしません。
もったいないです。
せっかく、なにがわからないかはっきりしているのに、
ほっておく手はない!
学力をしっかり伸ばすために、充分利用してください。
一番生徒に近い存在で、関係性が成立している皆さんは、
生徒の嗜好や、どんなことに興味を持ちやすいかとか、
具体的な手段を見つけやすい立場にいます。
良い相談相手として、また善き話し相手として
身近にいてくださることを願っております。
10.APR.2024.ARAI