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留学を迷っている人へ。私が高卒で海外に飛び込んだ理由
小さい頃から英語を習っていたこともあり、小学生時代にはすでに外国に思いを馳せる、ちょっとおませな子どもでした。特に、中学生の頃は留学への憧れが増して、その夢に一歩でも近づく為に英語科がある高校へ進学しました。
将来留学すること自体は決めていたものの、迷っていたのはいつ行くか。
当時の選択肢は、
①高校を卒業してすぐに行ってしまう。
②日本の大学でもっと英語を勉強してから、交換留学制度などを利用する。
③大学まで卒業してからゆっくり行く。
途中までは②の選択肢に傾きかけていました。
当時、英語科にいたものの英語の成績は中の下。田舎から街の高校に進学して、学年でたった一クラスしかない英語科に、市内外から英語が得意な生徒たちが集まる訳ですから、地元の中学では英語が一番得意だった私も英語科に入ればまさに普通の生徒。むしろ、当時さほど好きでもなかった歴史の方が成績が良かったくらいです。
読解も文法も中の下、ましてや日本に暮らしながら英会話が身につくはずもなく、高卒で海外なんて無謀なんじゃないか?と思ったりもしました。英語が話せるようになる為の留学とは言え、ここまで話せなくて現地で暮らしながら勉強することなんてできるのだろうか、と。高校1年生の時に3週間海外研修でホームステイした時も、自分のあまりの話せなさに涙が出ました。せっかく小さいころから英語をやってきたのに簡単な会話すらできないなんて、一体何のために続けてきたのだろう、何のために英語科に入ったのだろう、と。
だったら、もう一度しっかり学び直すつもりで語学系の大学に進学することを考えた方が良いのではないかと、とある外国語大学の入試問題集まで買った程です。
しかし、冷静に自分の性格を考える中で気づいてしまったのです。
日本で大学に行ったら、絶対に遊んでしまうタイプの人間だ!!と。。。
たらればに過ぎませんが、きっとたくさん友達ができて、サークルにも入ったり、アルバイトをしたり、楽しくて仕方ないであろう大学生活。色んな人たちとの出会いがある中で、いろんな影響も受け、毎日新しい経験をしながらきっとその都度新しい目標も生まれていく。自分の性格的に、どんな世界も輝いて見えるはず。
そんな日々を過ごしていたら、長年の夢だった留学への気持ちもいつしか薄れて、これまでの準備期間が無意味になってしまうかもしれない。恋人ができてしまった日には、あっけなく夢をあきらめるかもしれない。せっかく英語科を卒業したのに、英語とは無縁の人生を送ることになるかもしれない。
それだったら、行きたい気持ちが1番強い今がその時。行ってしまえばなんとかなる!!と、根拠のない自信がみなぎってきたのです。根拠のない自信で行動できる若さもあって、考えれば考える程、迷いは消えていきました。
結論、本当にどうにかなりました。そのお話はまたの機会に。
日本の大学に進学していたら、そして卒業後にそのまま日本で働いていたら、それはそれで面白い人生があったのかもしれません。でも、何かへの思いが強まっている時は、「実行するのに1番適した時期」だと信じて行動するが吉。
思い切って踏み出した大きな1歩の先には、面白い人生が待っているものですね。
ようやくまた自由に留学しやすくなってきた昨今、もし、あきらめかけていた留学を迷っている方がいらっしゃったら、今がその時なのかもしれませんね!