誕生日に部屋の模様替えします

僕はクリスマスに生まれた。
もう48年前だ。
いやまだ48年前か。

どっちでもいいが、48回目にして初めて1人で過ごしていた。なんかご馳走でも食べようかな、とも考えてスーパーに行くもたくさんの人。
ゆかりおにぎりと納豆と牛乳とムネ肉を買う。
クリスマスにはチキンよね。
というか、質素です。
帰宅後に、質素に気づく。

うむ、うむ、なんか映画でも観ようかな。
うむ、うむ、ラジオでも聞こうかな、聖書と科学について、孔子について、聞き流していたら、なんかソファの位置が悪いんじゃないと思い始める。

あまりに質素だし料理は面倒だからピザでもデリバリーしようかな、てか、ソファの位置変えたらいいんじゃない？

というわけで模様替え開始。
4時間くらいやった。
変わった。
なんか部屋変わった。
1人用にしていたが2人くらい用に変わった。

ひとりきりのクリスマス誕生日だがね。

そしてウィスキーをストレートで呑みながらnoteを綴っている。
アテはない。
ただストレートだ。
酔いがいい、スピードだ。

さまざまな方々からおめでとうって連絡が来る。
不思議なもんだ、一回くらいしか会ったことない人からもくる。肉体関係はなくともソーシャルメディアでは何度も遭遇しているからだね。
すごい事です。
肉体が必要じゃない世界が来るよね。

昔々、メールができるようになって、電話大嫌いな僕はとても便利だと思った。
その時は声が必要なくなるなんて思わなかった。
声の仕事もしてたからかなぁ。
いや、電話で喋るのが嫌だからラッキーというのが嬉しくて何にも考えてなかった。

肉体はどうだ。
コロナのジャブがあった。
zoomで呑もう。
マジか。
やってみた。
なんか寂しかった。
何が寂しいかって、そばに居ないから。
肉体関係がないから。
あー、考えてみると触ったりしなくても、そばで声の振動に触れてたんだな、身体が動くたびの空気にも匂いにも産毛や毛穴にも、風景に触れてるほうが楽しいんだな、と今気がついた。

肉体関係っていいね。

エロスじゃないよ。

エロス好きだけど。

嘘みたいな妄想みたいなお話します！
2年前くらい、死んだ友や恋人と話せている時ぐあったんですよ。
たぶん合法的麻薬やってたんですね。
友とサシで呑みました。
あの世とこの世で。

そっちはどうだい。
すんげえキモチいいよ、無限♾️永遠♾️で。
いーなー、みんな生き返ってこないもんね。
だけどさ、身体のキモチいいのじゃないんだよね、それは何か恋しい。
そーなんだ。
亀ちゃん、身体のキモチいいのもっと味わっといた方がいいよ。
マジか。
でも、こっちはすんげえキモチいいよ。

こんな会話をした。
友と。
信じなくていい。

ただ僕は、そのすんげえキモチいいというのを肉体ミックスで体験したくなって、編み出した技が、セイコウメイソウである。

この技がいかなるものであるかは秘密です。

阿呆な妄想すみません。