占星術が教えてくれた、我々「凡人」の生き方
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占星術・ホロスコープを学んで本当によかったのは、
「誰もがオリジナルのホロスコープをもっている」と分かったことです。
誰一人同じホロスコープの者はいないと言ってもいいでしょう。
どういうことか。
僕らは小さい頃から「比較」という環境で育ってきました。身長の高い低い、走るスピードの速い遅い、手素の点数の高い低い etc
比較はどうしても起こるものです。人間の認識メカニズムがそもそも比較で成り立っているみたいですし。
で、比較したとき大体僕ら凡人は「うさぎ」と「亀」でいうところの亀なんですよね。歩みは遅いし、どの分野にも常に自分より才能ある人がいる。ごまんと。
困ったことに世の中には「休まないうさぎ」もいます。そうなると、僕ら亀は一生追いつけないじゃない…。
世の中で多いレースは何があるでしょうか。
・収入
・仕事の成果
・学歴
・コミュニケーション能力
・フォロワー数
・容姿
どの分野でも自分よりすごい人、無限にいますよね。
亀が休まないうさぎに追いつくには10倍努力しないといけない。
この世界観が僕は誤りだと思っているし、そのことを腑に落とせたのはホロスコープのおかげなんです。
現代社会では、先に挙げたような「画一的な価値観」がよく基準にされがちです。しかしホロスコープを見ると、誰もが異なる星の配置を持っています。
「お金稼ぎ絶対好きやろw」というのがわかりやすく出ているホロスコープもあれば、
「利益よりも知的好奇心が大事なタイプ」
「人とのつながりを優先するタイプ」
「ゆったり過ごしたいタイプ」
など様々です。
全員が全員「あなたはもっと稼いだほうがいいです!」とは全く思いません。
そもそも亀とうさぎが"陸上で競争する"という構図を疑いたいです。これ、水中だったらどうでしょうか。亀が勝ちますよね。
だから亀は別に陸上でうさぎと競う必要ないんです。そのために生まれてきたわけじゃない。
ちょっと難しいですが「勝てる場所で勝ちましょう」という話でもありません。亀には亀の領分・土俵があるということです。そもそも勝ち負けじゃない。ウサギは陸上で走ればいいし、亀は水中で泳げばいい。
誰かと競ってるわけじゃなく、自分の道を進んでいるだけ。比較とか勝負じゃない。誰もが異なる道を持っている。
大事なのは「他者との競争」ではなく、自分の特性やを活かすことで「自分っていいな」と思える人生を築くこと。
逆に言えば、自分が「亀」であると気づけてなかったり、亀であることの魅力・価値が見えてないから他人が気になり比較してしまう。
自分が亀であることを受け入れられたとき、自分の人生がやっと始まり出す感覚があります。
ホロスコープはそのためのヒントをたくさん提供してくれます。
僕ももっともっと自分を生きられるようになりたいです。
今回もありがとうございました。
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