一介の小市民、憤慨を覚える
5月7日 夕方
水俣病の被害者団体の方々と環境相らの懇談でタイムアップのためマイクの音量を下げたというような内容のニュースをみた。
団体側の意見陳述として持ち時間はひとり3分ということらしかったが、他の方が早めに切り上げて、ひとりの男性に時間を残したようだった。
その男性は、認定されぬまま水俣病の症状で苦しみながら去年亡くなったという奥さんについて話をしていて、時折職員らしい人に「話をまとめて」と促されながら話を続けていた。
そしたらなんと会場のマイクの音量を絞って切ったというらしい。男性はまだ話し続けているのに。
いやちょい待てよと、懇談って意味わかって使ってんのかいとびっくりしていたら
画面がその後の会見の模様に切り替わり、環境相が"私の新幹線の時間もあったみたいだし"というようなことを言ったところでこれはないわと思った。
私はそれなりに生きてそれなりの税金を納める他愛もない小市民だけども
その場でマイクを絞った職員を叱って話を聞く態度を続けるくらいの気概はないのか?と、思った。
今のご時世、自分のことばかり考える人が本当に多い。
もしもその大好きな自分の身に何か起きて、政府の助けを求めなければならなくなったり、責任を問わなければならなくなった時に、国があなたの持ってるマイクの音量を下げたらどう?最悪じゃん
他人事にして終わらすわけにはいかないニュースです。
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