ドライシャンプーでは得られないここちよさ │YUAGARIプロジェクト
研究所とのグループワークでたくさんのアイデアがでてきました。そのアイデアはYUAGARIにつながりそうかどうかを確認すべく、実際に試してみました。いきなりYUAGARIを形づくることはできないので、どういう風にしたら汚れがとれる感じがするか?頭を洗った感覚に近づくか?などなど、いろんな感覚を試しました。
前回の記事
どうすれば髪を洗った感じがするか?
シャンプーをしないで、どうやったら髪を洗った感覚を得られるか。100円ショップやホームセンターなどで、これをこう使えば髪を洗った感覚を得られるんじゃないか?という道具を買いそろえました。いろんな道具たちを試してみたので、その様子を一挙公開したいと思います!
ペットボトルにブラシを装着
スチームをあてる
毛穴吸引機を頭皮にあてる
ペットの水飲み器を頭皮にあてる
ドレッシングボトルを頭皮にあてる
かぶって蒸す
きなこ洗髪
本当はもっといろんな体験をしたのですが、一部をご紹介させていただきました。あらためて振り返ると、とてもシュールだと感じます笑 ですが、私たちは真面目に髪を洗う感覚を得られないかと実験しています!きなこ洗髪はイソフラボンが頭皮に良いらしいので、この記事を読んでいただいた皆様も興味があればお試しください(自己責任でお願いします)!
新規事業室のメンバーで、これはいい感じだね、ちょっと髪を洗った感覚とはちがうかも?など確かめ合いながら色んな体験をすすめていました。メンバーによって、髪のながさ、髪質など違うので、体感したことの感想も違いました。
ですが、その中で共通していたことがひとつあります。それは頭皮に水があたった感覚が気持ちいいということです。いろんな体験をするために髪を洗うのを数日我慢をしました。夏場でしたのでとても気持ち悪く、かゆみもでてくる。その時に頭皮に水があたるととても気持ちいい。髪を洗って気持ちいいというのは頭皮に水をいきわたらせることだと気づいたのです。
ドライシャンプーではダメなのか?
ここまで読んでいただいて、とあることを思われている方がいらっしゃるかもしれません。ドライシャンプーやシャンプーシートではダメなのか?
スプレータイプ、泡で出てきて髪を揉みこんで使うタイプ、シートでふき取るタイプなど水を使わないでシャンプーをすることができる商品は既に存在しています。いい香りがしたり、清涼感があったり優れた商品はたくさんあることは認識しています。
しかし、私たちはドライシャンプーでは得られない「湯あがり」のような快適さをYUAGARIで提供したいと考えています。被災時、介護の現場、ケガなどでお風呂に入れない時など、数日お風呂に入れないとなるとドライシャンプーだけでは物足りない。そんな時ために私たちはYUAGARIで、いつでもどこでも、コップ一杯の水でここちよい清潔を届けたいと思っています。
頭皮に水をいきわたらせるために
いろんなことを試した結果、頭皮に水があたると気持ちいいということが分かりました。「スチームをあてる」や「蒸す」では髪を洗った感覚とはほど遠く、少なくてもいいから頭皮に水が当たると、その瞬間に気持ちよさを感じます。ですが既にある道具では効率よく、頭皮に水をいきわたらせることができません。ここからは、いろんな道具を組みわせてみたり改造してみたりすることが必要になりそうです。ここからは色んな困難が待っていそうです。
YUAGARIのことはこの投稿で一区切りとします。今もプロジェクト進行しているので、またお伝えします!