Kindle写真集:アレグリア メキシコの独特なお祭り Vol.3
「Danza del Pochó」
ダンサ デル ポチョ
「Carnaval de Tenosique」テノシケカーニバルは、毎年1月末から2月初旬にかけて、メキシコのタバスコ州にあるテノシケ デ ピノスアレス市で開催される。
スペインによって植民地化される以前に起源をもち、伝統的な踊り
「ダンザ デル ポチョ」を観賞するために住民や観光客らは通りや広場に
集まるカーニバルであることから世界で最も奇妙なカーニバルと呼ばれて
いる。
その伝統と伝承の中で、先コロンブスが起源の「エルポチョ」の踊りが
タバスコ州で最も美しく神秘的であると言及されている。
この踊りには、「cojóes」、「pochoveras」、「jaguars」などの
キャラクターがおり、街の通りや広場で笛と打楽器のビートに合わせて
踊り、木製のマスクを被り大きな葉(バナナの葉)を腰に括って作られた
服を着て街中を練り歩く。
この踊りは、善と悪の戦いについて人間の浄化を表現している。
写真家 小林誠一(Seiichi Kobayashi):
各国の宗教文化、風習や習慣にフォーカスをし、撮影し続ける写真家(ドキュメンタリーフォトグラファー)。
殺人や麻薬組織同士の抗争などネガティブなイメージを持つメキシコ社会にあって信仰色の強い
独特なお祭りやマヤ文明から引き継がれるお祭りなど参加する人々の歓喜に酔い、舞う姿を映し出す。
Website: seiichikobayashils58.com